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明治大学生協労組

コロナ禍で身についてしまった~現実=格差、自粛と委縮とオンライン~
下を向かずに歩こう!
明治大学大学生協労組

明大生協労組は、卒業式・入学式に学生・教員に、靖国通りで訴えてきました。

2024-03-23 19:26:14 | 明治大学
2024年卒業式は、雨でした!

2023年卒業式は、雨でした!


都内、有数の桜の名所です。雨でも、桜は咲いていました。


2023年入学式
九段坂、靖国通りの並木にも、緑の葉が・・・春です!

2021年卒業式

フェイス・マスクなどコロナ禍でのビラまきでした


2020年はコロナで中止でした。


2015年卒業式は雨でした

2009年卒業式




2月5日全国入試情宣!

2024-03-16 12:02:57 | 明治大学
明治大学=権力の横暴を許さない!
明治大学は権力を導入するな!
権力は争議に介入するな!
裁判所は弾圧に加担するな!



マイク、メガホンや横断幕まで奪っていく弾圧は許せない!
真冬の早朝に労働者は結集して闘い抜いた。今年も、駿河台校舎の前には、大学=権力40名が待機。
監視ビデオが張り巡らされた監視大学・管理大学としての明治大学そのものだ。しかし、マイクやメガホンを取られても24名の労働者の肉声は届く!
校舎に響く!21年間の争議を解決しろ!ビラをまくぞ!声をあげるぞ!
理不尽な弾圧を許さない!

50回目の仮処分!17回目の「執行官攻撃」!労組は延々と反撃してきた!



明大生協労組は、争議に入るや2003年から大学経営の生命線である入試でビラマキを始めました。2008年、明治大学は受験生増大を狙って東京だけでなく、全国で入試を開始。労組は、東京の闘いのみでなく、全国から大学を包囲しようと、福岡・福岡地区合同労組、仙台・全金本山労組に支援を要請。(2009年は大阪でも)。仲間は快く受け入れ、全国一斉入試情宣が実現しました。

裁判所は弾圧に加担するな!
2009年からはビラマキ禁止・間接強制(一日100万円)、2011年からは「拡声器を取り上げる」(後に返却される)執行官保管弾圧が始まりました!最初は、マイク、労組旗、横断幕だけでしたが、
「明治大学生協、明大生協闘争支援共闘会議(略称を含む)が記載された横断幕等」「明治大学を非難・糾弾し、雇用に関する要求を行う内容の記載された横断幕等」、団体名、主張、文言を否定する禁止弾圧にエスカレートしました。

さらに、現在では、メガホン、他団体(中部交流会のぼり旗)まで、仮処分によって執行の対象とされました。

腕章だらけの弾圧システム


写真は、裁判所の腕章の執行官たち。
身分証明書を提示し、執行内容の説明を行う執行官。
執行官については、「執行官」ドラマも放映されている。


執行官以外の腕章は?左:警視庁。中:神田警察書。右:明治大学。

権力は労組活動に介入するな!
執行官保管弾圧は、明治大学の裁判所への提訴で他に例のない異例な労組弾圧です。情宣活動を大学の導入した執行官が妨害、介入する弾圧です。執行官は、労組の抵抗を排除すべき場合に備え、立会人を同行、警察署員の援助を要請しています。
今回も拡声器、労組旗、横断幕を、情宣中の労組員から「一定期間の保管」(執行品はあとで返却される)と執行官が警察官を背後に、マイク、横断幕、メガホン、中部交流会のノボリ旗を取り上げていきます。



監視ビデオと守衛室のモニター
         駿河台・明治大学会館(明大通り)
委縮と自粛―監視体制・管理大学

明治大学は、大きい大学、新自由主義大学という路線を作りだしてきました。この資本のシステムは金儲け大学路線だけでなく、キャンパスは、萎縮・自粛の監視体制・管理大学化がすすみます。
わたしたちは、この「競争と差別」「格差と自己責任」のスパイラルを、「権利・自由=公共性の剥奪・喪失」として、批判してきました。
金儲け大学は、自由・権利・平等から程遠いものになっていきます。

社会に対する批判や先進の試行を受け入れ。自立した教育を求め、発信する教育、「教育の自由」と呼びなれてきたものを、私たちは「教育権」としてきました。
しかし、現状は、管理者の鞭を「教育権」として認容してしまう倒錯したキャンパスになっています。 

もちろん、明治大学全体の問題点や混乱、権力や文科省の介入、今後の学費値上げなどに比べれば、私たちの問題は小さな問題かもしれません。
しかし、わたしたちは、声を上げ続けていきます。
















2019年、韓国の仲間の発言から

2024-03-12 12:45:28 | 明治大学
2019年9月韓国から争議団連絡会議の要請で5人の労働者が来日、9月20日には、明治大学<駿河台>明治大学会館の前で、
解雇17周年!日韓連帯!<中部地区労働者交流会集中闘争>を成功させました。



明治大学・駿河台・明治大学会館前での集会です。韓国からの仲間の発言です。

民主労総 双龍自動車労組 Aさん
闘争!闘争!
私は双龍自動車を2009年に解雇され、10年闘って、今年復職しました。
この労働者は一つだという世界共通のために立っています。政府によって、資本によって解雇されましたが、復職を勝ち取りました。

私たちは、明治大学生協の労働者たちが17年前に解雇され、17年間闘っているということを知り、ここに来ました。明治大学では学問の自由、自治独立というスローガンで学生を集めているといいます。そのような立派なことをいいながら、裏腹の行為だと思います。
労働者には人間の尊厳があります。解雇されない権利があります。そのようなものを取り戻すために、闘いたいと思います。私たちが一緒に、市民とも一緒に闘うことが勝利を得られると思います。
明治大学は韓国でも入学説明会をやっていると聞きました。
このようなことに対して、明治大学はこのようなことをやっている大学だと韓国でも伝えたいと思います。労働者はひとつになって、必ず勝利しましょう。闘争!闘争!

韓国GM労組  Bさん
GMの工場で働いています。労働組合に入って5年になります。悪い労働条件で、辛い労働を強いられている、それで加入を決心しました。韓国GMでは非正規職の解雇の問題で闘いになっています。日本にきて、明大生協の闘いを聞いたときに、私だったら17年間闘えただろうか、とも考えました。17年間厳しい闘争を続けてきたと考えますが、きっと勝てる!わたしたちも一緒に闘いたいと思います。

仁川の市民団体 Cさん
 資本主義の世界を乗り越えて、民衆のための世界のために活動している市民団体です。
世界的にも資本主義という体制が人々を苦しめていますが、協同組合のような共有経済をもとにした考え方に基づいて一緒に暮らして行こうと考えています。
17年前、生活協同組合という崇高な理念に基づいて活動していた労働者たちを、資本の論理で大学が解雇するのは教育機関にあるまじき行為だと思います。
明治大学は学校法人明治大学だけのものではありません。学生、職員もみな構成員の一人です。生協をなくすという被害も、結局、ここにいる明治大学の学生、職員に戻ってきます。通行する学生のみなさん、ここにいる生協の解雇労働者の声に耳を傾けてください。力を貸すことがなければ、ただ行きすぎてしまえば、そのつけは、みなさんに戻ってくるでしょう。

大学に支払うお金は、大学の構成員のために、社会的な責任を全うするために使うものであり、大学の経営陣にいくだけのお金ではありません。
韓国でも新自由主義が導入されて以来、多くの資本主義的な装置が大学の中に入ってきました。すくなくとも、大学の中では、資本の論理だけでなく、共にする経済、協調する経済を、学生、職員、労働者、構成員のなかで共有の場が実現できれば良いと考えます。
明治大学が、17年間の争議を終わらせ、生協労働者をもとの職場に戻すよう要求します。戻ったら、明治大学の行っていることを韓国の受験生に伝えたいとおもいます。
大学の中は、すくなくとも自由な精神で活動できる場であることと思います。国境を越えて韓国、日本の仲間と共に闘います。ここが明治大学100年記念・大学会館ということを聞いて不思議な感覚になりました。


民主労総・仁川地区本部  Dさん

明治大学に17年間闘っているみなさんに連帯の意を表します。
明治大学は韓国でも知られた大学であり、また特別な意味のある大学です。1936年8月のベルリンオリンピックに、韓国人としてはじめて金メダルをとった孫 基禎(ソン・ギジョン)さんが通った大学でもあります。多くの韓国学生が留学しています。
明治大学の創立の理念が「権利自由、独立自治」と知りました。明治大学に聞きたいと思います?この設立の理念に沿って運営されているのでしょうか?労働者を17年の間、放置しているのは理念にそむくことだと思います。

明治大学は、多くの有名人が卒業した大学と聞いています。政治経済文化など多くの卒業生が活躍しているそうです。この政治経済文化など多くの卒業生に聞いてみたいと思います。はたして、キチンと運営されているのでしょうか?そんな大学が、17年の間、放置しているのは、私たちが聞いても恥ずかしいことです。

大学は知性の殿堂と言われます。それはどうしてだと思いますか?
いくら私立の大学だとしても、大学が金儲けのことばかり考え、金儲けにあくせくするとすれば、それは大学ではありません。
明治大学は設立され100年をこえています。この伝統と名声に相応しく運営をしてください。生協労働者の話をきいて、これは必ず勝つことができる闘いだと思います。韓国に帰っても、解決するまで、連帯を切らすことはありません。もう一度訴えます。
解雇を一刻も早く終わらせるように、復職させるように要求します。
みなさん、韓国流の集会のスタイルで叫びましょう!チェチェン!チェチェン! 

最後に、韓国の労働現場で歌われている歌を唄います。手拍子をお願いします。
     (韓国5人、唄う。参加者、全員で手拍子)

<孫 基禎さん(1912年8月29日 - 2002年11月15日)>
1936年8月のベルリンオリンピックで金メダルを獲得。大会直後に朝鮮の新聞「東亜日報」に胸の日の丸が塗りつぶされた表彰式の写真が掲載されたことでも有名。翌年、明治大学に進学。2012年6月9日、明治大学では2012年6月9日、孫基禎生誕100周年記念シンポジウムが開催された。





柳谷理事長自宅要請行動・2023年12月23日&2024年2月25日

2024-03-11 12:11:33 | 明治大学


現在の大学執行部は、今年、3月に任期が終わります。任期内に現体制理事会に争議を解決させる!と三者(理事長・学長・総務担当理事)に対する行動をさまざまに続け、また執行部の選出母体である教員、校友に「校友や教員は、争議解決に声をあげて」と行動を続けてきました。

12月23日には、明治大学・柳谷理事長自宅・団交要求行動を中部地区労働者交流会統一行動として47名の結集で行いました。2月25日は寒い雨のした、23名で行動しました。

生協労組員の柳谷理事長へのアピール
「今日、この雨の中、私たちは、これを理事長に伝えるべく、ここに集まっています。柳谷理事長!2002年便宜供与見直しの時には、労働組合と総務課の課長との間には、話し合いがありました・・・話し合いで、争議解決を訴えます。」「理事長が争議を解決すると決めれば、この争議を解決できる・・・今任期での争議解決を決断してください。・・・この争議を、これ以上、ほったらかしにしないでください。」
生協労組員の柳谷理事長へのアピール
「柳谷理事長、ご在宅でしょうか。いらっしゃったら、窓から手でも振ってください。2002年大学は労働者の声を聞くこともなく、生協を解散させました。私たちは、生活と職場を奪われました。明治大学が生協をつぶしたんです。争議がはじまって22年にもなりますが、長すぎます。柳谷理事長、任期中に争議を解決するよう、テーブルをこさえてください。」
生協労組員の柳谷理事長へのアピール
「私たちの職場だけではないんです。三万人の組合員、学生の生協なのです。そのことを大学は深く自覚してほしいと思います。」
「わたしは、大学が私たちの職場をつぶし、奪ったということと同じように、大学で、学内でひとりひとりの学生が、職員が、教授が、みんなで自分たちの生活を守るため、研究、学問を遂行するために大学生協という組織、場所を、大学が、ただ、金儲けのためにつぶして、他の業者を入れて、そこから上がる金員を大学がものにすればよい、と判断し、行ったことに、非常に憤りを感じます。」
「そのことに対して、私たちは、当然、私たちの職場ですから、職場をよこせ、職場を奪うなということをスローガンに闘ってきました。」
生協労組員の柳谷理事長へのアピール
「私たちは、お願いしているのではありません。私たちは、大学に、理事長に、自分の職責としての義務を果たすべきだと申し上げているのです。」氷雨のなか、生協労組員4名のアピール。

12月9日明治大学学長選挙

2023-12-13 19:41:47 | 明治大学
12月9日明治大学学長選挙
12月9日明治大学学長選挙で、生協労組は、21年間の長期争議解決をアピールしました。

現在の明治大学の執行部=理事長・学長・理事会メンバーの任期は、4年間、来年の3月までが任期です。
そのうち、教学の代表である学長は、明治大学教員から直接選挙で選出されます。有権者の全教員が駿河台校舎に集まり、直接選挙で、過半数の得票で、来年4月からの新学長が選任されます。今回は、12月9日に行われました。


教学のみなさん、「労働問題は、理事会の責任」「ぼくの範囲ではない」ということではありません。教員のみなさんが選出した学長が、執行部=理事会の一員として、問題解決の役割を果たすことができます。

コロナ禍でいわれた、自粛・萎縮の社会風潮、体験は現在も深刻です。コロナ禍でのキャンパス閉鎖などのコミュニケーション断絶、陥穽、体験は、現在も大きく影響しています。

明治大学の教学が、社会に対して、学内にあって、発信することは、ますます重要になっています。キャンパスには、少子化、物価値上げによる学費値上げ問題など多岐にありますが、生協労組は、「明治大学を労働争議を解決できる大学に!」と訴え続けています。

明治大学は、大きい大学、新自由主義大学という路線を作りだしてきました。この資本のシステムは金儲け大学路線だけでなく、キャンパスは、萎縮・自粛の監視体制・管理大学化がすすみます。

これをみれば、21年前、大学が生協をつぶし、「旧い大学共同体を解体する」とした意図がはっきりします。この明大の支配体制が21年間、争議解決を拒んできたものです。

教学のみなさんには、大学の足元の労働問題・社会問題。労働組合と話し合いのできない明治大学執行部の状態が、21年間続いている。
10月6日明治大学包囲デモのように、明治大学が全体で解決しなければならない問題として、解決するように訴えました。

任期内に争議解決を決断すべきです
わたしたちは、現在の執行部が、任期内に話し合いを開始することを求めています!


ビラまきは、200枚のビラが受け取られました。
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大学広報によると、学長選挙は、次期学長に法学部教授 上野 正雄を選出しました。任期は、2024年4月1日から2027年3月31日までの3年間。
なお、正式には2024年3月29日開催の評議員会を経て理事長から任命される予定です。