一年を過ごす中で、何度節目の時を迎えるでしょうか
お空の子どものことを思い、その度に涙が溢れますね・・・
この春、節目を迎えるお子さま方もいらっしゃるでしょう
卒業式
親としてはお友達と一緒に卒業させてあげたい
現実世界では叶わぬ夢と思いつつも、悲しくて辛くて、心は大揺れですね
お空に帰った時期にもよりますが、学校からのご案内をいただく親御さんもありますでしょう
案内をいただいても、いただかなくても、現実を突きつけられる思いは変わらず、辛いものですね
私の娘は短大1年の1月に亡くなったので翌年は卒業
お友達からメールをいただきました
「遺影を借りたい、一緒に卒業したい」
メールを読みながら溢れる涙が止まりませんでした
時を同じくして短大からも「ぜひご出席ください」と、お電話をいただきました
主人は「辛くて出席なんてできない、大泣きしそうだし、泣くと声が大きいから、やっぱり行けない」と・・・
私は出席を決めていました
主人は送り迎えをしてくれました
子どもたちのお祝い
学生生活が終わり、社会人として独り立ちする門出でもあります
そんな華やかな保護者席、一端は座りましたが、とてもいられませんでした
学校側からは「お席を用意いたしましょう」と申し出ていただきましたが、お断りしました
自分が用意していただいた席に座っていられるかどうかもわかりませんしね
正解でした
保護者席を離れ、体育館の一番後ろ、なるべく人のいないようなところに立ち、そこから見ていました
暗いので泣いててもあまり気づく人もいませんでした
さすがに終わってからは心も身体も凍り付いていました
車の暖房も届かないような感じでした
それでも出席してよかったと思っています
私の場合は、行かなかったら心残りが大きかったでしょう
とことん迷いますよね・・・
行きたいなら、行ってみようかな、と思われたら、出かけてみるのもいいと思います
門をくぐる前に帰ることになるかもしれませんが、
途中で席を立つことになるかもしれませんが、
それはそれでいいのではないでしょうか
自分の心に素直なのが一番後悔が残らないように思います
お空の子どもたちに「行きたいよ!」とか「行かなくてもいいよ!」とか伝えてもらいたいね
なんて話しを昨日もしていましたけどね・・・
行っても行かなくても
お空の子どもたちは
お友達と一緒に卒業されますよ
喜んで笑っていますよ
あなたが決めたどんな道でも
子どもたちは
理解してくれます
OKって言ってくれます
寄り添ってくれます
大揺れの心が少し静かな時に、心の声を聴いてみてくださいね