大文字屋の憲ちゃん (当面は 石巻 地震) 

RIP 親父 けんちゃん 石巻 地震

大塚参上! 帰省2010.08.15-18 1/4

2010-09-20 03:11:02 | 日記
2010年8月15日~18日に帰省した。目的は父、憲ちゃんの一周忌への参列である。これはその備忘録である。

①8月15日

午後10時頃、生田の自宅を出発。小田急線生田駅10時18分発各駅停車新宿行きに乗る。成城学園前駅で急行新宿行きに乗り換え、10時50分頃新宿駅着で一旦下車。JR新宿駅みどりの窓口で東北新幹線の指定席券を買い求める。下りの帰省ラッシュのピークは過ぎたと聞いていたので、席に余裕があるかと思いきや、目指していた列車の指定席は残りわずからしく、「3人掛けの真ん中のお席になりますがよろしいですか?」まずは座れればよいので指定券を購入(立っても1時間40分なので構わないが)。新宿駅から東京駅まで中央線快速で14分で移動、東京駅発11時56分発はやて17号に乗車、仙台へ。

この日も残暑が厳しく、Tシャツにハーフパンツ姿で移動したが、冷房なしではいられない。JR新宿駅改札内にドトール(コーヒー店)があり、乗り換え時にここで一息つく。東京―仙台間の車内では、この一周忌のために前日ビックカメラで購入したデジカメのマニュアルを熟読していた。

13時40分頃仙台駅着、下車。土産にS-PAL・B1F「奥の細道」で水羊羹を買う。前回6月の帰省の際に見つけた立ち食いそば屋「蔵王そば」で「黒石やきそば」を食す。「黒石やきそば」は、きしめんに近いやや太めの平麺を甘辛いソースで炒めた、名前の通り青森県黒石市のご当地や焼きそばである。黒石市から直送の麺はなかなか歯ごたえがあって旨い。380円。一食としては物足りないが、もともとご当地ではおやつ感覚で食べられていたらしい。

仙石線仙台発快速石巻行き14時58分に乗車。16時12分に石巻着。今回は石巻駅前の某店で石巻焼きそばを食べていこうと考えていたが(まだ焼きそば食うか!?)、目当ての店が見つけられなかったので、大文字屋に直行することに。

16時30分頃大文字屋に到着。2階にあがると大塚のまさ子おばちゃんと寛子ちゃんが来訪中。料理の差し入れをたくさんいただいていた。かわりご飯、野菜の煮物(蒟蒻・椎茸・大根など)、キンピラ牛蒡、茄子と厚揚げの煮びたし、ポテトサラダ(パスタ入り)、などなど。塩分と油分が控え目でやさしい味。いつもいつも感謝である。

話題は、私にイイ人はいないのか…「どうしても話はそっちにいぐがぁ」とまさ子おばちゃんは笑う。

兄貴夫婦(忠典くんと恵美ちゃん)が一度お墓に行くというので、墓掃除をと思い同行する。称法寺に車で乗りつけ、古くなった花を新しいものに取り替える。まわりは淳こちゃん、英雄さんらが草取りを済ませておいてくれたとのことできれいになっていた。

早々に称法寺を引き上げ、私は広小路あたりで車を降り、大文字屋に戻る前にデジカメの練習もかねて周囲を撮影。丸光の解体現場、橋通り、旧七十七銀行の角、アイトピア通りを橋通り方向から見た大文字屋、秀丸屋さんと耽書房さんの間の通り、等々を撮影。

大文字屋に戻ってからも、裏の倉庫、倉庫2階、倉庫側から見た大文字屋ビルなどを撮影。倉庫の2階に上がったらダンボールやら何やらの山の中からコロ(猫)が驚いて飛び出してきた。あとで聞くと猫たちの溜まり場になっているらしい。

2階に戻り、まさ子おばちゃんと寛子ちゃんと母(喜久子)らの談笑風景も撮影。コンパクトデジカメはカメラ本体を目から20~30センチ離してシャッターを切るので、非常に手ブレしやすい。

6時頃に大塚のお二人が帰途に。その後母と私で明日の引き出物の袋詰めを行う。中身は「そば(乾麺)」、「饅頭」、「お茶」など。饅頭だけでもそこそこ重かった。箱入り商品券のような形をした「お茶」を手提げ袋に詰め30分程で完了した。この時点では翌日の事態は全く予想していなかった。

夕食をとる。大塚の差し入れてくれた料理に舌鼓を打つ。1リットルの樽生ビールを開けて飲む。テーブル上にある三人前ほどあろうかという大盛りカレーライス(もりやさん製)をいぶかしげに見ながら。帰宅した兄曰く、「慶広が食うと思って、とっておいだんだっちゃ」。かなり食べた後だったが、食い物を残すのが嫌いな性分(貧乏性?)の私は大盛りカレーライスに取り組む。それにしても多い。量が。いや、それでもなぜか食べられる。別腹か? いや、もりやさんのカレーは具はほとんどないが、ルーが絶妙に旨い。所謂そば屋さんのカレーなのか? いや、これまで他所のそば屋で食べたカレーとも同じではない。もちろん本格的インド料理でもなければレストランカレーでもない。松屋やすきやや家庭の手作りカレーでもない。なぜだか食べられてしまう。不思議なグルーヴ感の中、それでも胃袋の容量の限界に達しお腹がはちきれそうになったので、皿の半分程まででストップである。(因みに残りは翌々日まで裏の冷蔵庫にラップされて保存されていた。最後まで私に食べさせようとしていたのか?)

母もビールを2杯ほど飲み、ご馳走を食べ、早々に床に就いた。暑い中、朝から店の仕事の上、一周忌の準備もあってお疲れである。もっとも夕食前には氷入りのウーロン茶を何杯も一気飲みし、飲み干すたびに「ウーッ、うまいっ」と唸(うな)っていた。元気である。

私はシャワーを浴び、翌日に備え夜11時頃就寝。場所は仏壇のある居間である。




付記 1

黒石やきそばについてwikipediaで調べていて「B-1グランプリ」なるものを知る。B級ご当地グルメによる町おこし企画団体・グループの競技会で、これに参加するには「愛Bリーグ」なるものに加盟しなければならないという。黒石焼きそばは会員。石巻焼きそばは準会員で「B-1グランプリ」への参加はまだないという。がんばれ石巻焼きそば!!(と言っていいのか?)

>http://ja.wikipedia.org/wiki/B-1%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%97%E3%83%AA

ちなみに上記「蔵王そば」にあった「焼きそばのまち黒石」なるパンフレットによれば、石巻焼きそばは「東北4大焼きそば」(それをだれが決めたのか私は知らない)の一つで、第3位にランクされていた。そのランキングでは、

①黒石 ②横手 ③石巻 ④浪江

だそうである。



付記 2

帰省の前前日にネットでコンパクトデジカメの価格比較を行い、パンソニックのLUMIX DMC-FX700が21,000円と出ていたので、それを目当てにビックカメラ新宿店に向かったが、実際の店頭価格では26,000円程。どうしようかと他も見ると、NikonのCOOLPIX S8000が、より薄く軽くスペックも同等以上で23,000円程度で出ていた。劣るのは記録媒体の種類ぐらいで、これなら明らかにこちらがオトクと思うが、一応店員にも確認してみる。なぜスペックでほぼ同等のCOOLPIX S8000がLUMIX DMC-FX700よりこんなに安いのか。明確な答えはなかったが、記録媒体の種類数の差はそれほど問題にならないとのことなので、購入することに。最近の家電店の店員は発言が慎重で、どこかの特定のメーカーや製品に肩入れするのは避けているようだ。今回の場合パナソニックの方が3ヶ月ほど製品として新しいのが価格が高い要因であろう。あとで調べてみるとCOOLPIX S8000は製品の評価は非常に高かった。なおコンパクトデジカメは一眼デジカメと比べれば、撮像素数という記録容量が圧倒的に少ないので、真剣に画質の美しさを追求するなら一眼を買うべきだだが、今回は手軽さをとってコンパクトデジカメを買った。

ところで意外だったのは、コンパクトデジカメがかなり手ブレすることである。コンパクトデジカメはシャッターを切る時に本体を顔から20センチほど離さないといけない。そうすると腕の脇を締めずに人差し指でシャッターを押すので、カメラが揺れやすいのである(片腕だけでも両腕でも不安定だ)。従来のカメラのようにファインダーに顔を接近させれば、自然に両脇が締まり、ブレは生じにくくなるのであるが…。ブレやすいということは、絞りを大きくシャッター速度を速くすることができない、やや暗い場所でストロボを使わずに撮影することが難しいということでもある。コンパクトデジカメを買った最大のメリットは手軽さだが、その薄さ軽さゆえにブレが生じやすいところもある。これならコンパクトデジカメにもファインダーをつけてもらった方がいいと感じた次第である。
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