大文字屋の憲ちゃん (当面は 石巻 地震) 

RIP 親父 けんちゃん 石巻 地震

2017 石巻川開き祭り 帰省02 熱かった孫兵衛競漕とパレード、寒かったがきれいだった今年の花火 20170801

2017-08-18 17:41:10 | 日記

午前8時過ぎ起床。中央3丁目のローソンで買ったサンドイッチ、ヨ-グルト、トマトジュース、コーヒーで朝食を済ませ、湊方面に向かう。

昨年見た孫兵衛競漕は初日のみだったので、今年は二日目を見てみようと思ったのである。

道すがら、内海橋周辺を見ると、新しく架けられている橋の橋脚だけが見えた。去年からあまり工事が進んでいないように見えた。後でキクちゃんに聞いたところでは、オリンピックで人をとられてしまい工事がストップしているとのこと。こういう情報がどこまで定かであるかは分からないが、津波でお店や工場を失った人の中には、新しい橋の完成をまって事業再開を考えている人もいると聞く(【<仮設商店街>前向き卒業 石巻31日閉鎖】河北新報ONLINE NEWS 20161028)。優先順位から見て後回しにされているのだろうが、復興のためには決して重要性の低くない工事だと思う。

もう一つ気づいたのは水辺の風景である。
津波対策で北上川岸には数メートルの堤防が築かれているが、緑の芝生、ところどころに階段と遊歩道が配され、それなりに親しみを覚える景観になっていた。築堤により川と分断された味気ない景色になると思っていたので、意外な喜びであった。この水辺の風景をデザインした皆さんに感謝と敬意を表したい。

さて孫兵衛競漕。内海橋を渡って左に折れ、川岸に出ると、行われていたのは準々決勝以上。
参加者のご家族らしき人たちの応援の声も楽しく、また常連らしきチームと新参らしきチームの技術のちがいも見られ、興味深く観戦できた。


川開き祭りのHP中の組み合わせ表を見ると50チーム以上参加している。甲子園並みの規模である。
組合わせ表
準決勝以上の時間帯がパレードと重なってしまうのが残念だが、とても楽しめるイベントだと再確認した。

20170801 石巻川開き祭り 帰省 動画 02 孫兵衛競漕

 

20170801 石巻川開き祭り帰省 写真02 孫兵衛競漕

 

パレードは例年通りの11時スタート。

まずは2020年東京五輪・パラリンピック聖火リレー出発地誘致トーチリレー。

次に石巻地区広域消防音楽隊パレード。今年も石巻赤十字看護専門学校カラーガード部の皆さんとのコラボのようです。落ち着いた雰囲気ですね。

石巻中吹奏楽部と小学校鼓笛隊(15校)パレードがいよいよ始まった。凛々しい行進。輝かしい楽器の響き、さまざまなメロディ。エネルギーを感じます。

林家たい平さんの座布団コスプレ?はもはや恒例。落語として生きる決意を固めた地石巻への思いは不変。

沖縄エイサー踊り。勇壮な太鼓踊りと可愛らしい少女たちの踊りの組み合わせが何とも楽しい。太鼓の音、力強くていいですね。

縄張神社みこし。ワンちゃんも神輿を引いています。

ここで少し時間が空くので大文字屋2階の切れた蛍光管を買いにホーマックというホームセンターに行く。朝方コンビニに行った際に購入しようとするが置いてないため、店員さんに聞いてみると「ホーマックとかヨークベニマルとかになるんじゃないですか、さくらの閉店しちゃったし」とのことで、よくわからないがホーマックをネットで調べて行ってみることに。場所は南中里、つまり駅の北側歩いて10分ぐらい。そのあたりを歩くのはかなり久しぶりで、おそらく小学校時に草野球をしに自転車で出かけた時以来ではないか。つまり40ウン年ぶり。当時は建物も少なく、野球のできる空地がそこかしかこにあったが、今はすっかり住宅街として整備されている。ホーマックはいわゆるホームセンター。日曜大工用の工具から電化製品、家具や植栽関連の製品まで揃った大型店舗。とても便利なお店ですね。店内が広いので、目当ての商品を探すのがたいへんでしたが。

さて蛍光灯6本を提げてパレードに戻ると、ちんどんサミットと、

まとい万灯お会式行進。

街のあちこちでイベントとアトラクション。

そして個人的にはパレードのハイライトである桃生「はねこ踊り」。はじめにアイトピア付近で撮影を試みるも、人の多さでままならず、立町で再チャレンジ。

躍動感のある踊りを今年も堪能することができた。
「これで終わりです」の後に「もう一回!」のアナウンス。「エーッ!!」という踊り子さんたちの声。「エーッって言わないっ」のアナウンスにその場は爆笑。それでも最後まであのヒートアップする踊りを披露してくれた。完全燃焼。

それにしてもあの衣装であの暑さの中踊り続けるのはかなりたいへん。本当にお疲れ様です。

最後は大漁踊りパフォーマンス。17団体参加というが総勢で何名になるのであろう。パレードというより市民総参加の盆踊り感覚で、踊る方も見る方もゆるりと楽しめるのだ。

 

20170801 石巻川開き祭り 帰省 動画03 パレード前編

 

20170801 石巻川開き祭り 帰省 動画04 パレード後編

  夕方5時頃に知人と待ち合わせ、いしのまき元気市場前にて雄勝産焼きホタテを肴に一杯飲む。懐かしい人の話に花を咲かせる。一緒に元気市場をひやかし楽しいひと時を過ごした。今度は上のレストランにも行ってみましょう。(「ずんだシェイク」なるものを発見、購入しようかと思うが、冷凍されていて解凍する必要があるので次の機会に。)

この後私はチェック・インのため石巻グランドホテルに向かう。ホテル泊は大文字屋社長のコマンドー。正直実家の方が寛げるのだが、彼なりのホスピタリティのつもりらしいしお得意さんへの営業活動の一環でもあるらしいので、まあありがたくゴッツャンすることに。
ホテルに泊まるのは私とキクちゃんで、部屋はスイート。天皇陛下も泊まったらしいが、後で料金を調べてみるととさして高額ではない。というより山奥の温泉の一泊料金(少し高め)並みだからリーズナブルかもしれない。キクちゃんの話だと、このスイート、もともと婚礼会場だったのを改装したものらしく、兄とエミちゃんの結婚式の際に見たゲートなどが内装に残っているそうだ。寝室の居心地・ベッドの寝心地は上々で、この夜は12時過ぎ就寝、翌朝5時半起床だったが、ここ最近ない良い寝覚めだった。

私は花火の撮影のためキクちゃんをホテルに残し外出。花火の開始時間19時30分ぎりぎりだったので、撮影は近場の住吉公園で。
前晩同様雨が心配されたが、結局天候の崩れもなく、花火大会は無事開催された。しかも例年にない強風のおかげで、花火の煙が滞留することなく吹き流され(花火も流され気味だったが)、鮮明な花火の姿を楽しむことができた。上は半袖シャツ一枚に下はハーフパンツの私としては、この風が冷たく、けっこう寒い思いをしたわけだが、こんなに鮮やかに花火を見られるのならと眼福至極のひと時なのであった。

 

 

花火が終わり、人混みに流されながら立町を通ってホテルに向かう。花火見物帰りの人の流れをこのあたりで見るのは初めてだが、花火の余韻を味わいながら祭りの終わるさみしさをどこか感じている。そんな風情が何ともいえない。

 

20170801 石巻川開き祭り 帰省 動画05 花火

 

この夜、結局私はホテルの割引のきく飲食店には行けなかったので(緑内障で視力が弱っているキクちゃんは兄夫婦に連れられ石亭で松花堂弁当を食べたらしい)、駅前の山内農場という店で鶏肉料理とワインを食す。あまり飲み屋色のない店にしたつもりがお通し(生のキャベツ塊と生のキュウリと味噌だれ)で400円とられていた。(再訪はない。)

10時半頃ホテルに戻り、相澤商店さんで購入した栗駒山の特別純米ーこれがなかなかの良酒ー

を飲みながら、キクちゃんといろいろ話をし、祭りの余韻を楽しみながら夜更け12時過ぎに就寝したのであった。

 

 

20170801 石巻川開き祭り帰省 写真03 パレード・花火

 

◆   ◆   ◆   ◆

付記1

石巻グランドホテルに泊まったのはたしか憲ちゃんの葬儀(2009年)以来。当時は内装が傷みテレビも液晶でないなど古さが目についていた。今回私が泊まった部屋以外も通りがかりに覗かせてもらったが、内装がリニューアルされ、テレビも液晶に変わり、だいぶ快適さが増しグレードアップした印象。フロントの方の話では、震災後に何度か内部のリニューアルを施したとのこと。元気市場で買い物を楽しむコースもある。宿泊料金も頗る廉価。(と、私も営業。)
→ 石巻グランドホテルHP  

一つ付け加えるならば、こちらのサイトにも「Reborn-Art Festival 2017」の紹介を入れてほしいですね。社長さんは石巻観光協会会長として実行委員に名を連ねていますから。経営とは別という考え方かもしれませんが。

 

付記2

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