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【なんの浮世は三文五里よ。ぶんと へのなるほどやってみよ。】~坂本龍馬

■プロセス・ミックス■~強みと弱みの取捨選択~

2012年01月25日 | ドラッカー

企業は目的達成のためには、マーケティングとイノベーション以外にも、

管理的な機能としての”生産性”を持つ必要がある。

 

その生産性には、6個の重要な要素がある。

”知識”、”時間”、”製品の組み合わせ”、”プロセスの組み合わせ”、

”自らの強み”、”組織構造の適切さ、および活動間のバランス”

 

 

《プロセスの組み合わせ》

 

プロセス・ミックス

企業の行うマーケティングの一般的プロセスには、部品購入、製造・組立、

輸送、販売等がある。

これらの各プロセスで、自社で行うものと、他社に依頼するものとを

組み合わせて商品を生み出すこと。

 

自社の得意技とそうでないところを組み合わせてよりよい商品を作り出そう

ということ。

 

例えば町の食堂で食べるラーメン。

まづ、自家製麺のノウハウがあれば独自な味や食感を作り出し、

いい商品作りができるかもしれない。

しかし、ノウハウがなければ、冷凍麺などの市販品を使用するしかない。

麺の製造プロセスを他社に任せることとなる。

 

また、焼豚は養豚場を持つことはコスト上困難でしょうから、お肉屋さんから

豚肉を購入するほうが生産的でしょう。材料の外部購入である。

 

また近所の企業の社員食堂に出店して、拡販するとすると販売チャネルの依存で

ある。

 

このようにして、ラーメンという商品を、無駄や無理なくより良く作り、

販売するために、自社だけで作ったり、一部を他社に依存したりして工夫すること

なんですね。

 

「部品を買うのと自分でつくるのといずれが生産的か。

 

 組み立てを内製するのと外製するのといずれが生産的か。

 

 販売を流通業に任せ彼らのブランドを使わせるのと、

 自らの販売網を使い自らのブランドを使うのといずれが生産的か。」

 

~「マネジメント」

 

 

 

紫舟さん筆

 

 

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