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【なんの浮世は三文五里よ。ぶんと へのなるほどやってみよ。】~坂本龍馬

■企業の目的は、顧客の創造■~欲求を創造するまで、欲求は存在しない。~

2012年01月19日 | ドラッカー

原発対応について、またまた政府が混迷している。

民主党だからではなく、自民党であっても変わらないと思う。

 

原発、エネルギー問題は政策として、”政治”が意思決定しオペレーションするしかない。

原発村の大きな圧力はあるだろうが、それを乗り越えられる”力”が求められる。

 

既存の”政治”がだめなら、新しい”政治”を生み出すしかないのでしょうか。

 

 

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企業は、利益を目的としてはならない。

しかし、利益は、企業活動を維持するための条件として必要なものである。

では、企業の目的とはなにか?

 

飢饉状態での食物への欲求も、具体的な支援策や供給体制ができるまでは

潜在的な欲求であるにすぎない。

潜在欲求が有効需要に変えられて、初めて顧客と市場が誕生する。

マーケティングである。

 

またスマートフォンやコンピュータヘの欲求は、それらが製品として生み出されて

初めてそれまで存在していなかった欲求が生まれた。

イノベーションである。

 

企業とは何かを決めるのは顧客である。

なぜなら顧客だけが、製品に対して支払い企業の、経済資源・モノをお金に変えるからである。

しかも顧客が価値を認め購入するものは、製品そのものではなく、製品のもたらす効用である。

 

このように企業の目的は、顧客の創造にある。

ドラッカーは、そのために企業が持つ機能は、”マーケティングとイノベーション”の二つだけとする。

 

 

「企業の目的の定義は1つしかない。

 

それは、顧客を創造することである。

 

市場をつくるのは、神や自然や経済的な力ではなく企業である。」

 

 

 

 

~「マネジメント」

 

 

 

 

紫舟さん筆

 

 

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