アマゾン生まれの北国育ち

ズグロシロハラインコのクックと生活を共にする夫婦の日常

マッサンを尋ねて

2015年03月22日 | 生活

昨日はNHKドラマ「マッサン」の舞台になっている

ニッカウヰスキー余市蒸留所に行ってきました~

以前来た時はあまり人がいなかったのに、マッサンの影響で観光客が凄いです。

 

入ったとたん、甘くて良い匂いがプー~ンっと漂ってきます。

 

マッサン夫婦が住んでいた家を復元したものです。

 

 

マッサンがこだわっていたピート。

ここからはモルトウイスキーの作り方の説明です。

原料となる大麦を水に浸して適温に保って発芽させ、麦粒の中に酵素を生成させます。

発芽したらピートや無煙炭を焚いて乾燥させ、芽の成長を止めてモルト(麦芽)を作ります。

燻したピートの香りがモルトに移り、ウイスキー独特のスモーキーな香りが生まれます。

細かく砕いたモルトと65℃前後の温水を混ぜ合わせ、ろ過した麦汁に酵母を加えて

醗酵させると糖分がアルコールに分解され発酵液が出来ます。

 

蒸留所。

醗酵液を加熱し、アルコール分と香味成分を抽出します。

余市蒸留所では石炭直下蒸留によってモルトの原酒を作っています。

ここはスモークと甘さの混じったとても良い匂いがするんですよ。

 

 

原酒が入っている樽。

蒸留液をアルコール分63%程度に調整し、樽に詰めて長期熟成させます。

原酒は樽を通して呼吸し、木の成分を取り込みながら熟成を遂げ、琥珀色に変化していきます。

樽材や過去に貯蔵していた酒の種類、焼き入れの程度により

ウイスキーの個性は大きく変わるそうです。

 

ブラックニッカのラベルに描かれていることでお馴染みの男性。

ステンドグラスで出来ています。

 

 

3種類試飲できるんですよ~。

左から鶴17年、アップルワイン、余市10年です。

どれもと~~っても美味しかったし、試飲にしてはちょっと多めの量。

炭酸も無料で用意されていてハイボールとしても楽しめます。

毎朝マッサンを観ているので、今回はとても興味深く色んな所を見て回りました。

 

お父ちんが買ってきた竹鶴17年。

これはどこのお店でも売り切れ状態のようです。

 

 

余市からの帰り道メイちゃんに逢ってきました~。

 

暫く振りに逢うメイちゃんやっぱり可愛いですねぇ~。

夜行性なので昼間は大人しく寝ているのが殆どだそうです。

また、来月逢いに行っちゃおうかなぁ