私は、合気道の修行の為、DKさんは、病気からの自然治癒力を高める為と、それぞれの目的があり通っております。
坐禅は、壁に向かい、薄く目を閉じて、心を無(空)にして、ただ座るだけです。
初日は30分を2回から初めましたが、今週は45分を2回行いました。
次回からは、本来の時間である50分を2回となります。
私は、普段から呼吸法30分などを行っていますので、多少慣れている事もあり、初日の30分はむしろ短く感じました。
しかし、先日の45分になると、30分とは違って、かなり長く感じました。
少し休憩を入れて2回目に入るのですが、その2回目の45分がとても長く感じ、足はシビれ、心を無にする所か、時間ばかりが気になってしょうがありませんでした。
時間が来た事を知らせる鐘の音を聞いたときは、まるでK.O寸前でゴングに救われるボクサーの気分でした。
その音は”カーン”ではなく、”ごぉ~~ん”という独特な和風ゴング音ですが・・・。(笑)
坐禅は、身体(姿勢)、気構え(呼吸)、心構え(坐中の心の置き所)の3つがいつでも調和がとれていることが一番大切なことだそうです。
まさしく心身統一の修行です。
背筋を伸ばし、呼吸を整えて、心を臍下丹田に鎮め、ただ座る。
雑念が沸いて来ても、心を臍下丹田から動かさずに、何事にも囚われないようにする。
この一見何でもないことが、中々できないのです。
心は、ささいな物音にでも、昼間のちょっとした出来事や心配事が脳裏に浮かぶだけでも、揺れ動いてしまいます。
いわゆる”腹が据わっている人”、”胆力がある人”とは、常に、臍下丹田に心が鎮まり、何事にも動じずに、落ち着いて対処ができる、強い心の人の事だと思います。
そのような”不動心”が身についてこそ、心身が統一された”不動体”を作る事ができるのだと思います。
私は、少し前までは、汗を流し、身体を動かす稽古が好きで、技や受身中心の稽古法が主体でしたが、ようやく心の修行の大切さにも気づいて参りました。
(しかし、若くて体力がある内は、汗を流し、身体を動かす肉体鍛錬を優先してほしいと思います。)
私が学んだ合気道は、心と身体の統一した力を、特に重視し説いておりました。
合気道は海外では”動く禅”とも呼ばれていますが、坐禅のように心身統一の状態を、動いても崩さない為の稽古法が合気道だと教わりました。
坐禅を通して、何かの気付きを得れれば、また、京築合気道研究会のみなさんにも、お伝えしていきたいと思います。
(”京築合気道研究会”は2007年1月13日より、道場名を”合気道 真風会”へ変更致しました。)
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