7月1日(月)、今年も私(上土井)と稲垣先生は、北九州市八幡西区鉄竜にある「北九州市立年長者研修大学校 穴生学舎」へ行って来ました。
昨年までは、いつも金曜日でしたが、今年からは月曜日に変わりました。
「北九州市立年長者研修大学校 穴生学舎」と言うのは、60歳以上の方のいきいきライフを応援する場です。
スクール形式の研修を通じて、カルチャーセンターとは異なる生きがいづくり、健康・仲間づくりや社会参加の方法などを学ぶ場です。
上の写真が穴生学舎、隣には穴生ドームがあります。
前日から続いた大雨で、この日は休校となった小中学校が多かったのですが、何とか雨も上がって良かったです。
その研修コースの中の一つに「健康スポーツコース」と言うのがあります。
予定版が昨年までのホワイトボードからデジタル版に変わっていました。
私と稲垣先生は12年前の2012年より毎年「誰にでもできる護身術」の講師として招かれておりますが、2020年度は新型コロナで休校、中止になりましたので、今年で12回目になります。
コロナ禍の2021年度からは、お互いに手を取り合う「護身術」ではなく、別の側面から「合気道」を役立てることが出来る「合気道 誰にでもできる活用法~人間の真の力を生活に活かす~」と言うテーマで3日間に渡って行っております。
その第1日目(初日)の様子です。
穴生学舎さんが用意してくれる「控え室」です。
早めに「控え室」入りをし、体をほぐし、事前打ち合わせが出来るのでありがたいです。
そして午後1時スタートしました。
まずは自己紹介と、これから行うプログラムの内容と流れを説明します。
今年の研修生の皆様の定員は42名ですが、この日はあいにく、大雨の危険から10名ほどの方が欠席されていたそうです。
参加者の方から「まず合気道とは何ですか?」と質問がありましたので、簡単な演武をお見せしました。
「合気道とは、本来は柔道、剣道、空手のような日本武道の一つです」
第1日目の初日は心身の健康法が中心です。
「合気道 真風会」の普段の稽古で取り入れている準備体操は、そのまま「病気やケガに対する健康法」になっています。
身体の柔軟性を高めるだけの単なるストレッチではなく、全身を強く健康的な身体に改善することが出来ます。
無理がない範囲で徐々に馴らして行きましょう!
続いて、骨盤を正しい位置に戻せば、腰痛や肩こりの改善、また認知症の予防にも繋がることを伝えました。
稲垣先生が、とても分かりやすく説明ができる模型を作って説明しています。
骨盤の状態をチェックしています。
骨盤を正しい位置に保つためには「大殿筋」やインナーマッスルの「腸腰筋」に「腹横筋」を鍛えます。
今回はその為のエクササイズをお伝えしました。
また、普段の歩き方を変えるだけで「認知症」のリスクは大きく下がります。
この女性の方は、週に3日トレーニングジムに通っているそうです。
今回の参加者には、同じようにジムに通われてトレーニングをされている方が結構いるとお聞きしました。
素晴らしいです!
休憩を挟み、後半は「心」の使い方です。
「合気道 真風会」の合気道は、無駄な力を抜き心身をリラックスすることによって、威力を発揮します。
実際にみなさんに体験してもらいました。
みなさん、とても不思議がっていましたが、この「リラックス」でストレスに強く、疲れにくい生活を送ることが出来るのです。
そして午後3時、第1日目が終了しました。
次回は「合気道の生活への活かし方」を中心にお伝え致します。
穴生学舎の皆さま、次回もよろしくお願いします。
2023年5月8日新型コロナウイルス感染症の5類感染症移行後の対応について
<会員および体験希望者の方へお願い>
☆37℃以上の発熱や、咳、くしゃみ、のどの痛みなど、風邪のような症状がある場合は稽古の参加をお控えください。
☆コロナに罹患した場合は、発症後10日間を経過するまでは稽古の参加をお控えください。
☆道場へは、各自で施設に備え付けのアルコール消毒を使用、または石鹸で手洗いを行ってご入場ください。
☆マスクの着用については、窓を開けて十分な換気を行えていることを前提に、個人の判断で自由と致します。
(苅田町総合体育館改修工事について 工期:令和5年7月1日~令和6年7月31日)
改修工事終了までの間、下記の施設へ稽古場所を移転しております。
期間 :2023年7月6日(木)の稽古より改修工事終了までの間
場所 :苅田町立 三原文化会館 2F和室大会議室 (苅田町富久町1-19-1)
稽古日時:稽古日、稽古時間は現行通り変わりません。(毎週木曜日 午後7時~)
日によっては、稽古場所が変更の場合もあり得ますので、体験入門をご希望の方は、事前に電話で稽古場所を確認の上、来られてください。
【ホームページ】