”K支部道場閉館”について、私が下した決断は、本部から離れ、新たに”京築合気道研究会”を設立し活動を継続していくことに致しました。
本部を離れることにつきまして、今回のK支部道場閉館の件がきっかけにはなりましたが、以前から少し考えていたことでもありました。
何かを学んでいく、その修行の過程は「守・破・離(しゅ・は・り)」の三段階を進んでいきます。
「守」とは、最初の段階であり、指導者の教えを忠実に守って学んでいく事です。
「破」とは、次の段階であり、指導者の教えを守るのみではなく、型にはまった事を破り、自分なりの工夫をし、発展を試みることです。
「離」とは、最後の段階で、自分自身で学んだ事をさらに発展させ、独自のものを生み出すことです。
元々、私は一武道愛好家であり、現在も他武道や他流派の合気系武道にも参加し研究しています。
まだまだ、他流派や他武道にも関心があり、学んで行きたいと思っています。
私が目指しているのは”形がきれいな合気道”ではなく”実戦的な強い合気道”です。
当然、シビアな技を目指す私の合気道と、本部の合気道とは少しづつ技も、考え方にもズレが生じて来ていました。
自分の目指す合気道を追求していくには、本部を離れ、独自に研究していく道を選ぶしかありませんでした。
永年お世話になった道場のもとを離れるのは、大変残念なのですが、組織の指示に従わず行動していく以上は、ご迷惑をお掛けするわけにもいかず、本部から離れる事に致しました。
本部関係者のみなさん、永い間お世話になりありがとうございました。
そして、私は我が道を行きます。
道
道はじぶんでつくる
道はじぶんでひらく
人のつくったものは
自分の道にはならない
相田みつを
(”京築合気道研究会”は2007年1月13日より、道場名を”合気道 真風会”へ変更致しました。)
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