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AV システムを再構築しました

2010-12-01 16:10:35 | 研究所から
移転のため解体されていた AV システムをようやく再構築しました.移転にともなう大がかりな作業はこれでようやく一段落です.AV システムの中心になっているのはパイオニアのプラズマディスプレイですが,今回は VHS テープなどからのキャプチャ作業を効率よく行えるよう Mac mini とその周辺デバイスもひとつのラックに収容してみました.

Mac mini には作業用に 2TB のディスクを USB で接続し,キャプチャデバイスとして Canopus の ADVC-300 を IEEE1394 接続してあります.また IEEE1394 には DVCAM からの転送も行えるよう Sony の DSR-45 も接続されています.

映像ソースには VHS・LD・DVD・ハードディスクレコーダのほか,PlayStation 3・Xbox・PlayStation Portable なども用意してあります.これらはマトリクススイッチャやセレクタを経由して PDP と接続してありますが,音だけは別に分岐してミキサに集約してあります.ディスプレイを複数用意して並行する作業をモニタリングするのはなかなか難しいのですが,分岐した音をミックスして流しておくことで耳を使ったモニタリングができるようになります.もちろんすべての音を聞き分けることはできませんが,きっかけぐらいであれば結構うまく捕まえることができます.

AV 系を組み立てるときにおろそかになりがちなのが電源系統です.ラックの上流は壁コンセントひとつですが,これにネットワーク制御可能な APC の電源ユニットを接続してあります.何らかの理由でハングアップした場合に再起動が必要なデバイスはこの APC に接続しておくことでネットワークからリセットすることができます.また Mac mini 周辺はタップで集線してから APC に接続してあります.その他の AV 系はアンプとの時間差をつけて電源の投入・切断をする必要がありますので,Sony のパワーディストリビュータにまとめてから APC に接続してあります.
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