goo blog サービス終了のお知らせ 

日々雑感「点ノ記」

備忘録(心の軌跡)

緑色の水路

2005年12月07日 | インポート
愛野町の農業集落排水処理施設の1つが、水田地帯の中に建っています。

その脇に水路があり、その水路に、汚水を処理した水が流されております。

その処理水排水口の上流部と下流部で、水路内壁の色が明らかに違っております。

排水口より下流部の水路内壁は、緑色の藻で覆われており、汚水処理水の中に含まれている何かの成分が作用して、特別の藻が繁殖しているように見えます。

その緑色の水路を見ると、素人考えながら、汚水の処理水は自然環境に何等かの影響を与えているのではないだろうかと思ってしまいます。

都市部の下水処理水の影響と考えられる事例として、魚のオス化だかメス化だかが進んでいるという新聞記事を、以前に見た事があります。

私たちの住んでいる地域からの汚水の処理水は、諫早湾干拓の潮受け堤防で締め切られている調整池の中に流れておりますので、その中に生息している魚類に関してはどのような影響を与えているのだろうかと思ってしまいます。

このような事は、継続的に詳細な調査を続けなければ把握できない事柄です。

農水省や長崎県は、そのような調査はしているのでしょうか。


豊田かずき