たまご

どうも、ｋ１３ことコーヒーです。
だいぶ久しぶりに書き込みます。

最近めっきり寒くなってきましたね。
１１月の寮祭も近づいてきて忙しくなってきました。

昨日ふんどし一丁になっても恥ずかしくない身体をつくるため、ｋ２さん、ｋ２７、ｋ４１、ｋ５０とともに寮のトレーニングルームで筋トレしました。
いろいろ話していると話題は握力の話に。
そんな時ｋ４１が面白いことを言いました。

「生たまごって片手で握っても割れないらしいよ」

そんな馬鹿な、ありえない、などとみんなで否定するとｋ４１は実際に卵を持ってきました。
卵を握り窓から手を外に出して思いきり力を入れるｋ４１。
しかしびくともしないたまごくん。

そこで私もやってみることに。
ぎゅっと握ると確かに硬い！見かけによらずなかなかタフな野郎だ。

「こ、このままじゃ…負けるッ!?」

そのとき！私の右腕に竜の紋章が!!
まばゆい光を放ち、炎に包まれる右腕！
みるみる力がみなぎってきた！！

「なっ、なんだありゃあ!?」「あの紋章はまさか!?」「ふきとばされちまう！」
ざわつくギャラリー。

「うおおおおおおおおおお！！いっけえええええええええええええええええええええ！！！」


ぐしゃ


それからどれくらいの時間が経ったのだろうか。
気がつくと手のひらには無残な姿になったたまごくん。
もはやどこが頭でどこが体かもわからない状態だった。

右腕に浮かび上がっていた竜の紋章も消えていた。
周りのみんなも何が起こったのか全く覚えていない様子。

「さっきのは・・幻？それとも・・・」

不思議な感覚が抜けないまま、たまごでべとべとの手を洗う私。
この事件がこれから巻き起こる壮絶な戦いの引き金になろうとは、今はだれも知る由はなかった・・・・・

おしまい