近くの骨董屋に義母と行った時のこと。一枚○○萬円もするお皿が無造作に置かれた店の二階で店主のお爺様が一言。。「お客さんがこんなん欲しいと言ってくだされば勉強しますので、何でも言って下さい…」


骨董屋など足を踏み入れたこともない私

は、「まぁ~幾つになっても勉強熱心なんてスゴイわねー」と心の中で思っていました。(口に出さなくて良かったぁ…

) でも、何だか店主と会話が噛み合わない…

そうです。この時に用いた店主の「勉強します」の意味は「安くしますよ

」という意味だったのです

(知ってました~

)
帰って早速調べてみると、どうやら「勉強」の語源は中国語で「努力すること、無理をすること」という意味で、そこから値段交渉の際に「高い・安い」などと露骨に表現するのは失礼にあたるということから、商人が「無理をして値引きしますよ

」という時に使われるようになったんだそうです。また、「勉強」=「学習」の意味に使われるようになったのは、明治以降、無理をして知識をつけることが美徳とされたことから使われるようになったんだそう。
いや~ホントにお恥ずかしいですが、私は世の中について知らないことが多すぎるんですよね~(今まで考えて生きてきていないからだそうです

:ご主人談) これから少しずつ「勉強しま~す

」
(流石に骨董屋で撮影は出来ませんでしたので、私のお気に入りのお皿です

)