とりあえず80歳へ  『古希からの田舎暮らし』も10年目になろうとし、喜寿も過ぎてゆき、さて……。

定年後は田舎志向。69歳のとき三木市で「田舎暮らし」をはじめました。田舎にとけ込もうと心掛け、菜園をたのしむ日記です。

「神戸の街に出る」というだけで緊張します。

2017-08-15 21:09:52 | 日記
 今日は用事で神戸の街に出ます。
 きのうから緊張して「何時に家を出て、何時に地下鉄・名谷に着いて、車を置いてから、 …… 」と何度も頭の中で考え、紙に書いてたしかめています。名谷は25年住みなれたところです。神鉄・緑が丘駅とか恵比寿駅とか押部谷駅とかに車を置いて電車に乗る。あるいは恵比寿駅などから三宮行の直通バスに乗る。あれこれ試しましたが、「勝手知ったる名谷駅」に落ち着きました。三木東インターから高速道で行きます。
 それにしても田舎はいい。そんな緊張を一切しないで、いまならカナカナ蝉の声を朝夕聞きながら一日が過ぎていきます。

神戸で用事を済ませて、夕方帰ってきました。夕食後、NHKテレビの敗戦特集『インパール作戦』を見ました。インパール作戦に関する本は数十冊読んでおり、作戦の推移、関わった人物についても、ある程度知っています。というか、そうして得た知識以上のことはテレビに出てきませんでした。
 何度見ても聞いても「ひどい作戦」です。その当事者である牟田口廉也は、79歳まで生きて、勝手な弁明をして、畳の上で死んだ。どうしてそんなことが許されたのか。部外者のぼくらでも、いまでも腹が立ち、やりきれない気持ちになります。あの白骨街道をさまよい、奇跡的に生還した兵士たちの「八つ裂きにしても足りない」憤りを思います。
 あの無責任体制がいまの官僚組織に受け継がれている。あーあ、この国は。
 

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