気まぐれな<つぶやき>

①ボケを防ぐ為に。

②脳と気持ちの整理の為に。

「老いて学べば、則ち死すとも朽ちず」

2009年12月13日 | 日記

少くして学べば、則ち壮にして為すあり。

壮にして学べば、則ち老ゆとも衰えず。

老いて学べば、則ち死すとも朽ちず。

      『言志晩録』60) 佐藤一斎

このブログを書く動機を見事に言い当てている。

「老いて学べば、則ち死すとも朽ちず」

こんな名言を偶然ネットで見つけた。
熊本県菊池市の開業医が開設しているHP(『楽しいことわざ教室』)のトップで見つけた言葉だった。興味のある方は、是非、ご覧いただきたい。平成13年9月にオープンし、現在までに、100回にならんとする月例会を開いているとのことだ。
継続は、力なりを実践している会だと関心した。

wikipedeaで調べてみると佐藤一斎という江戸時代末期の儒学者の言葉とのこと。また、この言葉を改めて有名にした人が、小泉元総理ということもわかた。2001年5月の教育関連法案の審議中に「言志四録」についてふれ、「三学戒」の知名度が上がったとも書いてあった。小生は、今日まで、こんな書物が存在していることを知らなかったし、こんな名言も知らなかった。

早速、市立図書館のネット検索で、蔵書の有無を確認し、借りに行った。「人が動くリーダーの座標 佐藤一斎『言志四録』に学ぶ」(新井恵理著・グラフ社刊)のはしがきの中に、「偶然目に入った一行が人生の一隅を照らしてくれる--一斎の言葉には、そんな魅力あるのです」と、そのひとりに私はなったのだ。


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