気まぐれな<つぶやき>

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啓蒙とは何か

2010年01月09日 | 日記

啓蒙とは何か--
「啓蒙とは何か」という問いに答える(1784年)  カント

啓蒙の定義
 啓蒙とは何か。それは人間が、みずから招いた未成年の状態から抜け出ることだ。未成年の状態とは、他人の指示を仰がなければ自分の理性を使うことが出来ないということである。人間が未成年の状態にあるのは、理性がないからではなく、他人の指示を仰がないと、自分の理性を使う決意も勇気ももてないからなのだ。だから人間は自らの責任において、未成年の状態にとどまってることになる。こうして啓蒙の標語とでもいうものがあるとすれば、それは「知る勇気をもて」だ。すなわち「自分の理性を使う勇気をもて」ということだ。     (中山元・訳 光文社古典新訳文庫より)

・ある書籍(市民が財政白書をつくったら・大和田一紘編 自治体研究社刊)に、カントの引用があった。すぐ本屋に行って上記文庫(¥648+税)を買った。いくつかのブログで講釈があった。それも読んだ。自分の理性が何なのか私には、よくわからない。理性を常識と読み替えて理解すると「常識を持って、常識はずれの人に非常識な行いを注意する勇気」ではないかと理解してみた。今年は、啓蒙を実践することを価値基準にしていこう。
・書籍表紙の画像:
啓蒙とは何か 光文社文庫
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