キートンの四方山話

大学で産学連携や知財をやっています。海洋・深海や船舶関係が多め。発言はあくまで個人的見解で所属の組織とは関係ありません

新江ノ島水族館で「しんかい2000」の展示がスタートしました。

2012-07-16 10:59:40 | 日記

階段を上ると「深海の夏」が迎えてくれます。この夏はえのすいが深海で熱いです。


年間パスポートに再入会。デザインは、もちろん「しんかい2000」公開記念デザイン。


入口は相模湾の紹介。深海生物を含む標本が展示されていますので、通り抜けないでじっくり見てください。


今回は「深海I」「深海II」が目的なので、大水槽などほかの展示はスルー。他は別の機会にゆっくりと。

まずはリニューアルされた深海Iコーナー。
中央には深海で撮影された各種映像も上映されています。


深海のジオラマが出迎えてくれます。


中央は、「しんかい6500」が鯨骨調査中。サメやタカアシガニもいます。

あれ、「しんかい2000」は?

熱水噴出息の調査中でした。母船の「なつしま」も上の方にいますので、忘れずに見てください。

さて、このジオラマ、実は動きます。

ボタンを押せば、海洋プレートの沈み込みが再現されています。


次は、「化学合成生態系水槽」。前回はゴエモンコシオリエビがたくさんいましたが、今回はざっと見て見つけれらませんでした。探せばいたのかもしれませんけどね。
また、中央に鯨骨がドンっとありました。
この「化学合成生態系水槽」JAMSTECと新江ノ島水族館との共同研究の成果であり、特許出願中です。ほかの水族館さん、この水槽使って深海生物の展示しませんか?


こんな仕組みです。水槽の中にも秘密がありますけどね。


ユノハナガニ、サツマハオリムシ、ゴエモンコシオリエビ、オハラエビはこちらの水槽にもいます。「胸毛の養殖家」などキャッチフレーズがついています。いろいろ考えているな~。他のキャッチフレーズはぜひ水族館で。


子供たちに大人気のダイオウクソクムシですが、


後ろに触れる標本があります。手は近くの子供の手です。


水圧を勉強できるコーナーもあります。JASMTECの高圧実験水槽で実験されたものです。

(その2へ)


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