熊大迷宮物語KB

かなり不定期でつまらない物語でも書こうかと思ってます。
画像はAIイラストつくろっ!アプリで作成しています。

2016年3月20日(日)

2023-07-31 19:48:00 | 日記

【報告:桑野 絵梨花】

お疲れ様です。桑野です。

本日時点の各部隊の状況を報告いたします。

 

◆黒髪てへトリオ部隊7迷宮 529階探索終了

◆食べラー大好き部隊→6迷宮地下3階探索中

◆ホークス強いです部隊→5迷宮地下2階探索中

◆ワイルドだろー部隊→3迷宮地下5階探索中

◆東京スカイツリーーー部隊→6迷宮地下3階探索中

◆アベノミクス部隊→4迷宮地下2階探索中

◆セカオワいいよね部隊→2迷宮地下3階探索中

◆大阪都問題難しい部隊→3迷宮地下7階探索中

◆軍師官兵衛は悪くない部隊→1迷宮地下7階探索中

◆あさりちゃんお疲れ様でした部隊→3迷宮地下7階探索中

STAP細胞なんてなかったんや部隊→1迷宮地下5階探索中

◆ドイツサッカー半端ない部隊→3迷宮地下5階探索中

◆ありのままの部隊→1迷宮地下5階探索中

◆未来はそんな悪くないよ部隊→3迷宮地下5階探索中

◆何かあったら妖怪のせい部隊→3迷宮地下3階探索中

◆ジェリーよりトム派部隊→1迷宮地下3階探索中

◆アカツキは俺の嫁部隊→3迷宮地下3階探索中

◆花燃ゆが今一面白くない部隊→1迷宮地下3階探索中

◆白鵬強すぎ部隊→3迷宮地下3階探索中

◆ザ・ワールド時よ止まれ部隊→1迷宮地下1階探索中

◆リンネの境界部隊→3迷宮地下1階探索中

◆ダイエーが無くなって寂しい部隊→1迷宮地下1階探索中

◆ゲスの極み部隊→3迷宮地下1階探索中

◆ドラゲナイ部隊→1迷宮地下1階探索中

 

特記事項

・黒髪てへトリオ部隊が第7迷宮529階をクリアしました。

 

以上、ご確認お願いいたします。 


2016年3月19日(土)

2023-07-31 19:46:00 | 日記

【オーデン:中島 叶恵・川崎 健介・佐藤 文香・花岡 雅弘・古市 道彦・細谷 菜穂美】

「じゃあ健介のブッチャークリアを祝してカンパーイ」

「乾杯ー」

 ご機嫌な雰囲気で元気いっぱいの中島 叶恵の乾杯のコールで、他のメンバーも大きな声で乾杯と叫んだ。ここは熊本市街の銀座通りにあるビール専門店『オーデン』。本日もたくさんのビール好きで店内は満席状態である。ザ・ワールド時よ止まれ部隊も中島を筆頭にほぼ全員がビールを愛しているので、毎週と言っていいほど『オーデン』には飲みに来ている。中島に至っては『オーデン』が好きすぎて、街に買い物に行く時も、まず『オーデン』に寄ってランチを食し、その後サクラマチ“COCOSA”で買い物を終わらせ、その足でまた『オーデン』に向かい、ビールをしこたま飲んで帰るのである。中島はビール専門みたいなところがあり、ビール以外のアルコールを飲むことはあまりない。ただ、ビールに関してはありえない量を飲むことで有名であり、家飲みなどしようものなら缶ビールが何缶あっても足りないのである。この中島のアルコールの強さは父親から遺伝しているらしく、父親の中島 一州も冒険者組織内では酒にめっぽう強いということで有名である。冒険者達から酒神と呼ばれている前田 法重と唯一互角に飲み交わせる人物なのだ。

「叶恵は相変わらずすごいペースで飲むわね」

「基本ビール来たら次を注文をしてますからね」

 今日も絶好調の中島の飲みっぷりを見て、多少呆れ顔で佐藤 文香が言葉を漏らして、それに笑いながら細谷 菜穂美が答えた。中島の超ハイペースに男性人である川崎 健介と花岡 雅弘、古市 道彦はついていこうとしていたが、すでに花岡と古市は脱落している。川崎も頑張っているが、そろそろ限界であろう。

「よし、じゃあ準備運動は終わったから本格的に飲むことにしようかな」

 頑張ってついて行っていたが、中島のこの言葉でポッキリと心を折られた川崎は、この後はのんびりビールを楽しむことにした。


2016年3月18日(金)

2023-07-31 00:35:00 | 日記

【熊大第7迷宮529階:黒髪てへトリオ部隊】

「今日のボスは大した事なかったですね」

「まあ俺たちが強くなりすぎたかな」

 中島 一州に回復を行ってもらいながら原田 公司が発した言葉に、前田 法重が返す。ここは熊大第7迷宮529階。本日も準備探索ボス戦を行い、案外簡単にボスを倒せたので、少し緊張感がほぐれた様子のボス戦後の状況となっている。大塚 仁がレア物質を回収した後、いつものようにカード差し込み口にカードを差し込み、数秒後にカードが吐き出される。これで次回は530階の探索になるはずである。

「原田くん。回復終わり。次中尾くん」

 そういって中島が中尾 智史の回復を行う。いつものことであるが、この時間戦士は回復を受けてもらったり、ボス戦の動きについての分析などを行い、罠解除士は物質の回収や、カードの管理、僧侶は回復と、それぞれやる事があり、それなりに忙しいが、暇そうな人が1名存在している。

「まだっすか。早く帰りましょう」

「もうちょっと待って。回復も終わってないし、大塚くんも戻ってないよ」

 退屈で退屈でたまらない本田 仁は毎回のように帰るのを催促する。だが結局やることが終わらないと帰れないので、いつも軽くあしらわれているのだ。

「何かする事ないですか。原田さん」

 仕方なく、する事を探すために原田に声をかけるが、原田は手首を外に向ける感じで両手を上にあげ、軽く左右に振る。おそらく無いということを表しているのであろう。

「やれやれだぜ」

 そのような捨て台詞を吐いて、本田は壁に体を預けて目を瞑った。


2016年3月17日(木)

2023-07-28 16:21:00 | 日記

【南地区レストラン:鈴木 裕司・木村 健・土屋 優子・坂井 誠・吉田 珠美・伊藤 園子】

「今日も手がかり無しやったな」

「手がかりも何も全くお手上げ状態ですな」

 少しため息をつきながら発した鈴木 裕司の言葉を聞いて、土屋 優子も同じような感想を述べた。ここは午後1時過ぎの『南地区レストラン』。本日もまずますの客で賑わっている。本日午前中に探索を行った食べラー大好き部隊であったが、第6迷宮の地下4階に降りるヒントすら見つけることが出来なかった。6人はすでに食事を終え、食後のドリンクやデザートを楽しんでいるところである。

「地下3階に降りてから結構経つよな」

「このままクリアできないってのは嫌だよね」

 コーヒを口に含んだ後、坂井 誠が発言し、それに伊藤 園子が感想を述べる。食べラー部隊が第6迷宮探索を始めて約1年が経つが、地下1階と地下2階は3ヶ月ずつ程度でクリアしているので、地下3階に降りてから約半年が過ぎようとしている。現在冒険者組織では1部隊だけ別格の黒髪てへトリオ部隊を除けば、自分達の部隊が1番古参となる。冒険者活動自体がかなりシステム化されていることもあり、近年では長くても56年程度で冒険者を引退するものが多い。自分たちの部隊は鈴木、木村 健、吉田 珠美の38期生がもうすぐ丸8年になるので、今年の2月に引退するかどうかは非常に悩んだのである。ただ、継続を決めた以上、迷宮の探索は進めたいと考えている。

「何とか存在が確認されている地下6階までは行きたいよな」

「あわよくば地下7階以下も・・・と言ってもあるかどうかわからないけどねー。そろそろ出ましょうか」

 大きく背伸びをしながら木村が感想を述べ、それに同意するように吉田も言葉を発し、全員が食事を終えているのを確認できたので、店を出るように提案した。


2016年3月16日(水)

2023-07-28 16:20:00 | 日記

【熊大第1迷宮:ザ・ワールド時よ止まれ部隊】

「君が川崎くんかねー、やだやだ私は戦いが嫌いでね」

「健介おめー」

 目の前に修験したブッチャーが戦うことなく消滅し、大きく息を吐いた川崎 健介の後方から中島 叶恵の大きな声が響いた。ここは熊大第1迷宮地下1階。本日もブッチャーチャレンジに訪れている。いつものように川崎から対戦を行うべくカエルの彫像を動かしたが、出現したブッチャーは戦闘を行うことなく消滅したのである。これで川崎はブッチャーをクリアしたということになる。

「じゃあ次は私が行ってくる」

 そう言って中島がカエルの彫像を動かす。すると、いつもの様にブッチャーが出現し、戦闘意欲満点のようだ。

「行きます」

 剣を構えて大きく息を吐いた中島が、ブッチャーへ向かっていく。すでに結構な回数ブッチャーとは戦っているので、動きや攻撃のパターンはほとんど熟知している。ただ、まだ全ての攻撃を避け切ることは出来ていないので、小さいもののダメージは喰らう状況である。いくらかダメージは食らったが、それ以上の攻撃で確実にダメージ与え、ブッチャーは消滅した。

「お疲れー。物質回収します」

 物質回収にむかう花岡 雅弘とすれ違い、中島は部隊の場所へ帰る。すると、古市 道彦が回復の準備をしており、佐藤 文香も次にブッチャーと戦う準備をしている。この後、物質回収が終わり、佐藤がブッチャー戦を行う。本日はこの後、中島、佐藤が2回ずつブッチャーと戦い、探索を終えることにした。