kazzdokkのひとりごと

酒呑みの翁の日常の出来事

決断

2017年01月28日 | Weblog

娘3号が昨年、ワンルームマンションでの生活をスタートさせたのだが、2号も今日から一人暮らしを始めた。

看護士である2号は、勤務が不規則。
朝から出勤して、その日の23時に再び出勤というシフトもある。
勤務先の病院への直線距離は家からそう遠くもないのだが、徒歩~電車で1駅~乗り換えて電車で2駅~急勾配の坂を徒歩~病院という通勤経路で、40~50分はかかるだろうか。
今後は、徒歩~電車で2駅~急勾配の坂を徒歩~病院となるので、時間もかなり短縮される。

2号は、3号よりも早い時期から一人暮らしをすると宣言していたのだが、中々物件が決まらず、3号に先を越されてしまったのだ。
物件が決まらなかったのもそうだが、今回の引っ越しでも、物事が中々決まらない。

一人暮らしをするうえで、必要な物を買い揃えるための運搬係として駆り出されたのだが、まあ、買い物に時間がかかる。
「カーテンの長さは、これじゃ短いかな?」
「色合いは良いんだけど、遮光じゃないし」
「カーペットを敷いた方が良いと思う?」
「これって冬物のカーペットだから、夏物も買わないとだめ?」
「やっぱ、値段が安いこっちかな」
「これと、これなら、どっちが良いい?」

「どっちでも良いよ!!」と、喉仏まで出ていたが、女房殿からも「2号は買い物に時間がかかるから、あまりセカセカしないで付き合ってやってね」と言われていたので、グッと堪えた次第。

爺は親バカなので、娘が可愛い。
2号は、細身で色白。小顔かつ純和風の顔立。ちょっと(かなり)気は強いが、患者さんから白衣の天使と呼ばれているらしい。
何で彼氏ができないのかな~、と何時も思っていたのだが、今回の買い物を付き合って、何となく分かった気もする。

「少し背が低くないかな~」
「一流企業だけど、私と勤務が合わないし~」
「長男だから親と同居かも」
「イケメンだけど、どんくさそうだし」
てなことを言ってるんじゃないかな。

思い返せば。
爺はこれまで、就職、自動車購入、結婚、会社転籍、家の建替え等々、重大な案件は、ほとんど「えい、やー」で決めた。あれこれ考えてたら「やっぱ、やーめた」となってしまうことになるのだ。
人生、時に、素早く決断することが必要なのだ。
若干の後悔がないとも言えないが。

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