kazzdokkのひとりごと

酒呑みの翁の日常の出来事

亀戸七福神巡り

2014年05月02日 | Weblog

 今日は平日休みで、天気も良い。こんな日は着流し姿でひとりタイムスリップして江戸散歩に出かけよう。

藍色の綿の長着に鶯色の帯をしめ、現金を右の袖に、家の鍵とスイカを左の袖に入れ、スマホを帯に突き刺し、さあ出かけよう。
おっと、忘れちゃいけないカメラさん。一眼レフはデカすぎるので、Nikon COOLPIX P7100を首にぶら下げ、素足に雪駄をつっかけチャラチャラ家を出た。

事前にwebで地図を準備しておいたが、亀戸駅に着くと大きく見やすい亀戸散策マップが用意されていた。七福神巡りの対象ではないが、亀戸天神で藤祭りが開催されているので、そこをゴールするコースを組んで歩き始めた。

寿老人の常光寺は入口が閉まっていたので、駐車場口から境内に入ると、りっぱな大仏が鎮座していた。駐車場からスカイツリーが見えたので、写真を一枚。今日は、各寺院から見えるスカイツリーをカメラに収めてみよう。







弁財天の東覚寺はつつじの花が満開。拝殿の前で、爺より年上と見受けられる女性3人が楽しげにお話をしている。この方たちも七福神巡りかな。







毘沙門天の普門院は、都会の中にあるとは思えないほど、木々に囲まれ異空間に入り込んだ感じ。残念なのはあまり手入れがされていないようで、ガラクタ?やブルーシートが所々に散在していた。







恵比寿神・大国神の香取神社はスポーツ振興の神様。
平将門の乱を平定した追討使の俵藤太秀郷が、ここで戦勝祈願をしたことから、勝利を願う多くの人々が参拝に来ている。
おや、初老の女性が恵比寿神・大国神に水を掛け、丁寧に洗っている。近づいてみると、自分の体の悪い部分を洗い清めると、どうやら治るのだという。
ならば爺も、両神の左足を清めて、先日痛めた左足の指の付け根を治してもらおう。







横十間川まで行くと、七福神を意識してか、福神橋という橋が架かっている。
そこからはスカイツリーの全景が見える。





福禄寿の天祖神社には大きな鯉のぼりが3匹なびいており、また、一つ一つに名前がついた童の石造があちこちに点在している。
境内にある立て看板を見ると「ここは神様なので境内を通ったらご挨拶を」と書かれていた。そう言ゃ、ここまで一度も参拝らしい参拝をしていなかった。拝殿に向かい手を合わせ後にする。







布袋尊の龍眼寺からは、亀戸天神の帰りに寄ったのだろうか大勢のツアー客が出てきた。
ここも布袋様の隣でつつじが綺麗に咲いていた。
これで亀戸七福神巡りは終わったが、ここからすぐ近くの場所にある亀戸天神へと向かう。







亀戸天神は以前、梅の時期に来たことがあるが、藤まつりは初めてであり、人ごみの多さに圧倒される。
の花は終わりに近づいているのか、瑞々しさが感じられなかったのがちと残念。





亀戸七福神+亀戸天神巡りを終えれば、この後が一番の楽しみである、昼の一杯。
今回は、亀戸ではなく、事前に調べておいた、木場公園で開催中の東京の地酒まつりへとバスで向かった。
ところが、あまりにもピーカンで、緑多く広い公園内で日本酒を呑んでいると、何だかお天道様に申し訳ない気持ちになってきた。





八丈島のお兄さんが炭火で焼いてくれたくさやの干物を酒肴にして、お・も・て・な・し・クリステル似のお姉さんが注いでくれた地酒を二合だけいただいて、今日は早めに切り上げることにしよう。





着物でぶらり江戸散歩をした時は、その地場の昭和の趣がある居酒屋で、ちくと一杯やるのがお似合いのようだ。

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