大好きな5月も終わる。一年に一回しかめぐってこないのにあっというまに過ぎる。俳句をつくる知人が、むかしむかし俳句をはじめると生活が豊かになりますよと話していた。が、じぶんには文才も詩才もないと頭から決めかかってるので、とてもじゃないが恥ずかしいやいと思ってた。でも、生きててなんぼと思うようになり、気がむいたらつくってみようと思うようになった。自分の楽しみのために、また、ちっちゃな感動をメモするつもりで。
新緑が 芝生のうえに 影を塗り。
ふさふさに生い茂った緑さわやかな樹のしたをみたら、黒い影がうつってた。芝生というキャンバスにまあるく影の塗り絵したみたいだった。