ほぼ日刊KAZUHIRO新聞

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ドラマ版「世界の中心で、愛をさけぶ」

2005年08月21日 | ドラマ

今年1月に一度見たが、再度見直した。

1月に見たのは昨年末の再放送を録画したものだったが、
臨時ニュースの為に第9話の結婚写真を撮るまでの部分が
大幅にカットされていたので、見直したいと思っていた。

素晴らしい良い作品だと改めて感じた。

前回も書いたが、それぞれの登場人物の描き方がうまい。
同じ物、同じ現象に対しても人により、また同じ人であっても
その時の心境によって感じる事、思う事が当然違うが、
それをうまく描けている。

そして、見ている側はすんなりと感情移入している。

どの登場人物も本当に良かったが、
今回はサクの父親役の高橋克実が良かった。

全部知った上で黙って見守り、
大事な時にはガツンと言う、良いオヤジだ。

でも難しい問題だよな。
17歳で病気になり亡くなっていき、
その彼氏は支えていき、そしてそれからの
人生を生きていく。重いものを背負いながら。

単純に愛だけでは語れないが、愛の力なんだろう。

それと今回は、今の自分の状況からいろいろと
考えさせられもした。

難病と闘い、その過程で味わう苦しみ。
経験した者にしか本当の辛さは分からないだろうが、
少しでも分かりたいし、出来る事があればしてあげたい。

人間の命は儚い。
でも一方で驚く程の生命力が発揮される時もあるし。

難しいね。


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