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かずさんの、ふらり日々是好日の記

ふっても てっても  日々是好日  泣いてもわらっても 私の一生の中の きょうが一番いい日だから

936 西表島散歩

2013-07-18 | 2013立夏~
あらかじめ予約した3島めぐり1日コースは、西表島→由布島→竹富島を巡ります。


石垣港から西表島までは、時速60kmぐらいの高速船で40分。台風の影響でうねりが高く、ときときどき船首が持ち上がってミニ・ジェットコースター状態というのはやや大げさですが。

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仲間川のマングローブクルーズ
大原港に着くと、船を乗り換えて、仲間川の河口から上流の6.5kmにわたって広がる日本最大規模のマングローブ林をクルーズです。



マングローブは海水と淡水が入り交じる沿岸に生育する植物群の総称で、特定の木の名前ではなく、いわば高山植物とか湿原植物などと同じ意味あいのようです。







マングローブの特徴としてたこ足のような支柱根がよく言われますが、種類によっていろんな根があるようで、下の写真の日本最大のサキシマスオウノキは、波形をした「板根(ばんこん)」をもっています。
満潮時にあたったことと、台風の増水で 「マングローブ」は大気中に根を出して呼吸をしているという、大気中の根は余り見れませんでした。



 
西表ヤマネコ
西表島だけに生息し、絶滅の恐れがある国の特別天然記念物イリオモテヤマネコは、道路際の標識では、車に注意を促しています。剥製でも見る機会を得られませんでした。







935 石垣島散歩

2013-07-16 | 2013立夏~
 風速60mの猛烈な風が吹いた翌日、「到着地の天候によっては那覇に着陸か引き返します」のアナウンスに見送られた飛行機は、無事、亜熱帯に属する八重山諸島の石垣島の新空港に到着です。

レンタカー会社の車で市街地に向いますが、サトウキビがなぎ倒され、名前を知らない街路樹の枝が道路端に転がっていたり、停電で信号が消えていたりで、風のすごさが分かります。お陰で観光地の店はどこも休業状態です。たまに空いているフレッシュジュースのお店は発電機を使っていました。

行く先々で、「ここからは海が見えなかったのが、風で木々や草が倒されて見えるようになった。」とのこと。

というわけで、午後に到着の八重山諸島の1日目は、吹き返しの風と雲の下を、石垣島を半周ぐらいしてホテルに入りました。
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玉取崎展望台 ・・・観光パンフには「石垣島の東側を眺める展望台。一年を通じてハイビスカスが咲き誇っています」とありますが、前日の台風で花はどこもだめです。
こちら側は太平洋、島の反対側は東シナ海に面しています。


ヤエヤマカシ群落
石垣島の西側、米原地区にあります。他の観光地とは一味違い、鬱蒼としたジャングルのような林を進みます。国指定の天然記念物とのこと。



 そうそう、入り口横では、停電のなか発電機を使ってフレッシュ・ジュースの店がありました。ストローが詰まるぐらいの濃厚さでした(^。^)。

川平(kabira)湾
石垣島と言えば日本百景にも選ばれている川平湾ですが、初日は生憎の曇り空で青い海は残念ながら・・・、3日目に再訪しましたのでその美しさは改めて紹介です。

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まだ風か波浪の警報が出ているとのことで、翌日の島めぐりに船が出るのか心配です。
 (八重山諸島散歩紀行を、5回に分けてアップの予定です。



934 incubation room

2013-07-03 | 2013立夏~
 JR東海が新幹線車内誌として発行している「ひととき」があります。6月号の千 宗室さんが毎号寄せられている「京都の路地 まわり道」44で、昭和の老人(としより)の題の中で、次のような文を寄稿されています。

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・・・・人生の隅々を経験した老人には未知の事柄は少ない。正直言って未来を経験するために必要な時間は減るばかりだ。しかし昭和の老人の佇まいには焦りが感じられなかった。これからは知りえたことを年下の人たちに伝えていくのが唯一の務めであると心得、その腰を据えているように感じられた。・・・

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名古屋港に勤務しているとき、incubation roomなどと称して、同じ部の20代~30代の方々と時間外に部屋にそれぞれ飲み物やお菓子を持ち込んで、 日経新聞にある貿易関係の記事を取り上げて、これはどういうことか、どこが私たちの仕事に関係があるのか、背景や広がりはどうなるのかなどを自由に言い合う機会を持っていました。

 たぶん、身の程知らずに、私の中に次々世代にいい加減かもしれないけど旧い世代が何かを伝えていきたいとの気持ちがあったのではと思います。もしかしたら、集まろうと声かけられた方々には、迷惑だったのかもしれませんね・・・。

 7年前にこのブログを立ち上げた動機は、その延長線だったのかもしれませんが、face to faceのような刺激が少なく、いつかdiscourageして1年ぐらい休んで、今のスタイルになっています。

先ほどの、千 宗室さんの言葉に接して、40年以上の少ないながらも知りえたことを伝えていく時間がそう長くないことをちょっぴり改めて思い至りました。
なかなか、腰が据わるのは凡人には難しいですね(^_^;)伝えていくことがあるのか、ネットで膨大な玉石混交の情報が得られる時代でもありますし、自問自答です。

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金曜日から1泊で、関門海峡をまたぐ出張に出かけます。
私の部屋の扉には、あちらの酒場でもらった海峡を通る貿易船の小さな写真がかかっています、その時の職場や住まいから眺めていた懐かしい風景です。


 



933 七月一日のメモリー

2013-07-01 | 2013立夏~
 じぇ!じぇ!じぇ!が今年の流行語大賞にノミネートされそうな勢いのNHKの連どら「あまちゃん」の中で、小泉今日子がアイドル志望時代の曲「潮騒のメモリー」を歌っていました。

かずさんにとっての7月1日は、誕生日などとは趣が違うものの特別なメモリーの日になっています。

 というのは、社会で働き出すと、入社日から始まって、同じ建物で仕事が変ったり住むところが変る転勤の辞令を貰ったりの人事異動が付きものですが、その殆どが7月1日付けであったのです。

指折り数えると、退職の時をのぞいて、仕事内容が変わる、いわゆる異動発令は29回も受けましたが、7月1日付けが23回、4月1日が3回、8月1日が2回、9月1日付けが1回でした。

このため、毎年7月1日が近づくと、お尻がむずむず(^.^)、今年は動かないとなると何となく居心地の悪いような気分になったもので、いまだにこの日が近づくと落ち着きません。

そういうと、駅や空港での転勤の見送り風景は見かけなくなりましたね~。



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 7日は、たなばた、織姫星のベガと彦星のアルタイルとは実際には16光年も離れていて年に一度の密着デートというわけにはいかないようで、昔の人はロマンチックに、たらいに水を張って二つの星を映し、水をかき混ぜて、二つの光を一つにしてあげたと、どなたかのブログに書いておられました。
現代の遠距離カップルは、メールやline、skypeなどで気軽に話せても、やはりface to faceは大切でしょうね(^_-)-☆。



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3月決算の会社では、経営陣が変わったりされて、第一四半期の経営成績の発表ももうすぐ、アベノミクスの好影響で明るいニュースが続けばいいのですが・・・。



932 伏見の港

2013-06-30 | 2013立夏~
 June Bride の6月が今日で終わります。ブログのアップが6月1日の931号からご無沙汰になってまるひと月休んでいます。ご覧頂いている方の中にはどうしたんだろうと気遣って下さる方もと思います、ありがとうございます。
前号で書きましたが、右肩と腕の不調からPCの操作をできるだけ控えているのと、気温の激変などで少しばて気味に加え、いろんな会合などで、ブログアップのモチベーションと余裕が失速気味でした。

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 日本初の新婚旅行は、京都・伏見の船宿・寺田屋に宿泊していて難にあった坂本龍馬が危機を知らせたお龍と、西郷隆盛のあっせんで薩摩領内の塩浸温泉などで湯治をしながらの旅と言われています。
 京都市などによれば、当時の寺田屋は鳥羽伏見の戦いで焼失し、明治になってその隣接地に再建されたようですが、15時30分までなら中を拝見でき当時をしのぶことができます。



 伏見は、当時大坂と京都を結ぶ陸と船との要衝だったようで、京都から大坂への通行は淀川の流れに乗って船で、逆は陸路がポピュラーでした。寺田屋も目の前に伏見城の外堀にあたる宇治川支流の豪川(ほりかわ)があって古地図を見れば当時の伏見が港と言われるのもうなずけます。
 
 江戸時代の伏見の港からは、十石船や三十石船で酒や米、人を大坂と行き来させて、鉄道が普及するまで続いたようですが、現在、この豪川には、月桂冠大倉記念館裏から発着する遊覧船が運航されています。




伏見は、関西有数の初詣客で賑わう伏見稲荷大社とともに、かおり風景百選「伏見の酒蔵」、京都市自然100選「伏見豪川の柳並木」、「重要界わい景観整備地域」などで、吟醸酒をたっぷり入れてもらえる利き酒の酒蔵、生酒を美味しい鳥や料理で安く頂ける酒蔵の食事処など、半日をぶらぶら楽しめるコースです。

この写真は、伏見稲荷の参道ですが、右と左で違っちゃうんで要注意です(^_^;)


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 貿易や物流に関係する業種の方は、荷主の海外進出とともに活躍の舞台がアジアなどに広がっていく時代。
関税法の仕事でこの数年お付き合いのある、梱包業に勤めて通関士試験も合格されている気持ちのいい男性が、6月初めに結婚されましたが、同じようなことを仰っていました。Iさんの前途に声援をお送りします!

June Bride の6月の連想から迷走気味の記事になりました、ぼちぼちアップしていきますので、訪れてください。また~