goo blog サービス終了のお知らせ 

~3カウント~

ようこそ、おいで下さいました☆
洋ちゃんのこと、ゆずのことなど、好きなこと、日常のことを綴って参ります☆

在宅ホスピスボランティアの定例会に行ってきました☆

2006年09月02日 15時32分44秒 | 在宅ホスピスボランティア
今日は、在宅ホスピスボランティアの月一回の定例会でした☆
9月に開催される、地域のキリスト教会のバザー担当を決めたり、
(バザーの収益がボランティアの運営資金の一部になります)
現在、デイホスピスに通っている患者さんの報告がありました。
(写真は今日、私が作ったバザーに出品する手拭きタオル)
そして、モデル事業として実行していたデイホスピスが、
9月1日から「療養通所介護事業所」として認められて
新たにスタートしました☆

☆お知らせ☆
9月7日(木) 午前2:28~3:28 放送予定 フジテレビ
(9月6日(水)26:28~27:28 放送予定)

「シリーズ・介護」誰にもせかされずに私は死にたい
~在宅ホスピスという選択~
(私がボランティアをしている在宅ホスピスを取材した番組です)

3人に一人がガンで亡くなっています

2006年07月17日 18時29分34秒 | 在宅ホスピスボランティア
土曜日の在宅ホスピスの遺族会について詳しくレポートします。

約40名のご遺族の大半は、30歳代から~60歳代のご家族、友人を
亡くされた方々です。

現在、日本では3人に1人の方がガンで亡くなっているのが現状です。

是非、自分のこととして想定して読んで頂きたいです。

自分がガンになったら?ご家族がガンになったら?友人がガンになったら?

もし、あなたやご家族、友人が「ガンで後、半年の命です。」
と言われたら、直ぐに受け入れられますか?


私が直接、お話を伺った3人の方のご遺族のうちの1人の方のお話です。
(プライバシー保護のため、仮名を使ってレポートします)

アサ子さんは、約半年前にお姉さんを在宅で看取られました。
姉のミヨ子さんは、会社の健康診断を年に1回受けていて、
いつも異常は指摘されませんでした。

ミヨ子さんが身体の異常を感じたのは、亡くなる半年前。
胃の調子がおかしいことに気付きました。
でも、健康診断では異常がなかったので、大したことはないだろうと
思っていました。

ご飯が食べられなくなったので、病院で見て貰いました。
進行性の胃ガンであることが発覚し、直ぐに手術を進められました。
ミヨ子さんも、アサ子さんも信じられませんでした。

「まさか!?どうして!?
 だって、ちゃんと健康診断も受けていて異常はなかったのに!?」

健康診断の落とし穴です。
健康診断は、健康に仕事ができることを証明するものであって、
病気を発見するためのものではないのです。

胃ガンを発見するためには、バリウム検査、胃カメラ、CT、
胃ガン特有に異常の現れる血液検査などをしないと、
自覚症状のないかぎり発見することは難しいのです。

手術は成功しました。
再発予防の為の抗ガン剤の飲み薬をもらって退院し、
ミヨ子さんもアサ子さんも一安心しました。

しかし、一ヶ月後の病院の検査にミヨ子さんが行くと
ガンが全身に転移していることがわかりました。

「手術は成功したのになぜ!?」

手術の時には目に見えない所にガンが残っていたのです。

「桜が咲く頃までは、生きられないかもしれない。」
医師からそう説明されました。

でも、妹のアサ子さんはすっかり安心しているし、アサ子さんを
心配させたくないと思って、そのことを隠していたのです。

亡くなる3ヶ月前、痛みがひどくなりいよいよモルヒネ(麻薬性の鎮痛剤)を使い始め
入院を薦められて、妹のアサ子さんに隠すことができなくなりました。

妹のアサ子さんには、転移が見つかったので入院する、とだけ明かして
入院することにしました。

妹のアサ子さんは、医師から余命3ヶ月であることを説明されました。
とてもショックをうけて、当人のミヨ子さんにはとても告げられないと
思って隠しておこうと考えました。

お互いに、本当のことを知っているのに、それを悟られまいとして、
闘病を続けていたのです。

医師は、お互いに知っているものと思っていたのです。

「お姉ちゃん、大丈夫よ。昔から心臓が強かったから、ガンには負けないよ。」

そう、励ましながらも家ではホスピスの本を見て、在宅で看取りたいと考え
在宅ホスピスに移行することを進めていました。

亡くなる2ヶ月前、在宅療養をすることに成りました。

桜のつぼみが膨らみ始める頃、寿命を悟ったミヨ子さんは妹のアサ子さんに
「私の命は後、一週間くらいしかないのよ。」
とうち明けました。

妹のアサ子さんは、隠していたのに何で分かってしまったのだろう?
と頭の中がパニックに成ってしまい、自転車でお使いに出た時に、
交通事故にあって足の骨を骨折してしまいました。
亡くなる4日前のことです。
入院して手術することを薦められましたが、
「そんな事はしていられない!姉を看取ってから入院します!」
と言って、足を引きずりながらの看取りと成りました。
あまりにも精神的に切迫していたので、骨折の痛みは感じなかったそうです。

四十九日が済んでから入院して足の手術をしたそうです。

退院してから、姉のミヨ子さんの日記を見付けて、

「桜の咲く頃まで生きられない」

と書かれているページを発見して、愕然としたそうです。



日本では、死について話すことは、とかくタブー視されています。
ガンになって入院すると大概は、あらゆる手を尽くして治療を行います。
医師は治療をするのが仕事だからです。
治療をしていれば、家族や本人は助かるかも知れないと
必ず良い方に解釈します。
余命を宣告されても、まさか、自分や家族の死が直ぐ近くにせまっているとは
考えにくいものです。
そして、一日でも長く生きたいと望みます。
1パーセントの望みでも、医師の薦める抗ガン剤や手術を望んでしまいす。
例え体力を奪われ、ベッドに貼り付けにされ、薬漬けにされるとしても。
現在、ガン患者さんの約94パーセントは病院などの施設で
最後を迎えています。

残された時間は同じとして、その過ごし方を考えると、
ベットに貼り付けにされて薬漬けで過ごすのと、
住み慣れた自宅で、家族にかこまれて静かな時を過ごすのと、
その人にとって、家族にとって、どちらが幸せなのでしょう?

その時になってからでは冷静な考えをするのは難しいのです。

人は生まれたからには、いつかは死ぬのが自然の摂理です。
早かろうと遅かろうと。
普段から考えてみる、話し合ってみることが大切だと思います。

在宅ホスピスでは、一人暮らしであろうと在宅で最後を迎える事が出来ます。
それをサポートするのが在宅ホスピスの勤めです。

ご本人、ご家族、医師、看護師、聖職者、ボランティアが一つのチームを
組んで最後を迎えられるようにサポートするのが在宅ホスピスです。

2006年4月から、介護保険の改訂に伴い、
40歳~64歳までの在宅療養中の末期ガン患者さんも
介護保険サービスを利用出来るようになりました。

在宅で最後を迎えることの意識と、それをサポートする機関が
増えてくれることを切に望みます。


在宅ホスピスグループ 「パリアン」 

パリアンはラテン語の pallium から拝借しました。

この言葉は暖かくひとを包みこむマントやコートのことを意味し、英語のパリアティブ(palliative)という形容詞の語源として広く知られています。

このパリアティブという言葉は、患者様の痛みや苦しみを緩和するという意味を持っていますが、Palliative Care Unit (PCU、緩和ケア病棟)に出てくる言葉なので、ご存知の方も多いと思います。


わたし達のグループ「パリアン」は、末期がん患者様やご高齢の方が「できるだけ家で普通に過ごしたい」という思いを専門家の立場で援助しようと、ホームケア支援組織として2000年6月1日に誕生いたしました。

ブックマークに、公式ホームページのURLを貼り付けておきます。
是非、覗いてみて下さい。





ご遺族の集いに行ってきました☆

2006年07月15日 18時34分08秒 | 在宅ホスピスボランティア
在宅ホスピスボランティアとして、
在宅でご家族を看取った
ご遺族の方々の集いに行ってきました☆
短い時間でしたが、ご遺族の方々の貴重な、
お話を聞かせていただいて、感動しました。
この集いは、年に一度行われるご遺族の方々の
心の分かち合いの場です。

ご家族を癌で亡くされて1~3年ほどの方々でした。
今年一番の暑さとなったこの日に、約40名のご遺族が集まって、
ご遺族の方々、看護師、医師、ボランティアが
お茶とお菓子を囲んで談話をした後、
元TBSのアナウンサーの方の本の朗読、
(忘れられないおくりもの スーザン・バーレイ)
ピアノ演奏、
記念品の贈呈をしました。

皆さん、言われるのは大学病院などで、手の施しようがなく
治療する事の無くなった患者は追い出されるような形で、
他院へ転院させられたり、場合によってはご家族が自力で
ホスピスをさがして、在宅ホスピスの存在を知り、
在宅で看取ることを決めたという方々がおられました。
医師と言えども、在宅ホスピスの存在を知らない人もいるし、
治療の決断や告知の仕方が曖昧で、ご家族が戸惑い、
やっとの思いで亡くなる2~3ヶ月前に在宅に移行する
方もいらっしゃいました。
これが今の日本の現状です。


在宅ホスピスボランティアに行ってきました☆

2006年05月18日 18時40分54秒 | 在宅ホスピスボランティア
今日は、7月に行われる遺族会で、お配りする
記念品の作成のお手伝いに行ってきました~☆
写真はその作成した小物入れです♪
手前に並べた5個は私が作りました~(^ー^)v
みんな手づくりですよ~♪

一緒に作成に参加したお二人が、
とても賑やかな奥様方でした(^ー^)ノ☆
二人とも旦那さんをガンで亡くされていて、
この在宅ホスピスの協力のもとに旦那さんを
看取られたそうです☆
「在宅ホスピスを知っていてよかった、
こうして明るく生きられるし、いつまで悲しんでいても
帰って来るわけじゃないんだから。」
と、お話しして下さいました☆

なんだか、ジーンと来ちゃいました~(っ_;)
二人とも、良い看取りをされたんだなぁと感じました~☆
自然と針を握る手にも力がこもるってもんですo(^_^)o


デイホスピスボランティアに行ってきたよ☆

2006年03月22日 18時49分01秒 | 在宅ホスピスボランティア
今日の、献立は「お好み焼き」でした
患者さんのおじいちゃん、
先週、歯が痛いと言っていて全然食べなかったそうで、
その歯が抜けちゃって痛みが無くなったのか?
今日は、お好み焼きを一枚半、ガツガツと食べておりました
喜んで食べて貰えると嬉しい
今日は調子がいいみたいで、ボール投げを一緒にやったんですが、
とても嬉しそうに投げていました
目がキラキラしちゃってかわいいんだ、これが

デイホスピスボランティアに行ってきました☆

2006年03月08日 22時08分13秒 | 在宅ホスピスボランティア

今日も温かかったですね~

ボランティアに行ってきました~
花粉が凄くて今日はたまらず、薬を飲みました~

今日のメニューは中華丼とお吸い物
美味しかったですよ~
患者さんも、1時間くらいかけて完食して、
長めのお昼寝をして、ニコニコで帰りました~

どうでしょうチックなデジカムで取材が入ってましたが、
患者さんにカメラに慣れて貰うための予行演習でした
出来るだけ、自然な感じで取材したいみたいですね~

在宅ホスピスボランティア定例会に行ってきました☆

2006年03月04日 22時46分52秒 | 在宅ホスピスボランティア

三月の予定と、4月からのボランティアコーディネーターの
交代の話しがありました。
今は、患者さんが1人なので、ボ参加ボランティアの数を6人くらいで
押さえたいとのことです。
後は、ポツポツ取材のカメラが入るそうです
会が終わった後は、カフェオレ大福(旨い!!)をみんなで食べて、
しばし談笑してから、帰りました~

約1時間くらいですかね?

今日は良く晴れてて気持ちが良かったですが、
さすがに今日は、花粉が酷くて、目薬と飲み薬に
頼ってしまいました~
辛いな~  

デイホスピスボランティアに行ってきたよ☆

2006年02月15日 18時56分16秒 | 在宅ホスピスボランティア

今日は、暖かかったですね!
ボランティア、2回目に行ってきました~
一週間経って来てみたら、患者さん、一人になってしまいました・・・。
この意味、言わずもがな分かりますよね・・・。

そしてボランティアコーディネーターさんから、
「患者さん一人に、10人のボランティアは多すぎる、
 患者さんがさすがに圧倒されてしまう。」
と言うことで、来週は二人の方が自己申告で、辞退する事になりました。

そして、私に新たな依頼が・・・。
今度の火曜日から毎週火曜日、在宅療養している方のお宅に、
家族が仕事をしている留守中の見守りとして、
9時から11時まで、ご自宅にボランティアに行くことになりました。
主に、話し相手とか、痛いところをさすったりとか、
トイレの誘導、緊急時の連絡係という役目でございます。

いくぶん、不安ではありますが、
患者さんが孤独を感じる不安に比べたら、微々たる物!
猫よりは、役に立つと思って

デイホスピスの初ボランティアに行ってきたよ☆

2006年02月08日 19時27分57秒 | 在宅ホスピスボランティア

昨日は、寒かったけど今日は暖かかった~

と言うわけで、デイホスピスの初ボランティアに行ってきました

《今日やったこと》

・食事のスープの下ごしらえ
・患者さんのお出迎え
・メインのサンドイッチの買い出し
・郵便局振り込み
・サンドイッチを食べやすい大きさに切って盛りつけ
・一口サイズのおにぎりを作る
・スープの盛りつけ
・みんなでご飯を食べる
・コーヒーを飲みながら雑談
・食器の片づけ
・患者さんのお見送り
・ボランティアさん達へのダイレクトメールを封筒に入れる
・ダイレクトメールを、郵便局に出す
・ミーティング

でした

やぁ~、みんなでワイワイ、給食見たいにご飯を食べて楽しかった~

ハッキリ言って、患者さんと分かったのは車椅子で来たおじいちゃんだけ。
後は、数名の患者さんや家族が10人くらいのボランティアさんに
紛れていて、誰が患者さんかは良く分からなかったです。
後で、「〇時頃に帰った人が、胃ガンの患者さんだよ。」
「〇〇さんと話していたのが、今週末くらいに
旦那さんが亡くなるかもしれない、家族の方だよ。」
と、言われて、びっくりしました 
なんか、あまりにもみんなで自然体で過ごしていたのが、凄く感動でした
その自然な雰囲気が、患者さんや家族の心を癒す要素なんですって。
私は、ハッキリ言って自分が癒されて帰ってきた感じです

ボランティア定例会&懇親会 行ってきたよ☆

2006年02月04日 21時57分29秒 | 在宅ホスピスボランティア

今日は晴れてるけど、めちゃ寒かった~
今日は夕方から、在宅ホスピスボランティアの定例会と
懇親会に行って来ました~
いや~、みんなお酒、飲む飲むっ
お強い方ばかり~
素敵な方々ばかりでございました~ 
そして、ちゃんこ鍋、お刺身、美味しかった~
写真は土俵です
本格ちゃんこ鍋屋さんだけに、土俵があるんです~
すげぇ~すげぇ~
大はしゃぎしちゃいました~
活け巣には魚が泳いでるし~
お寿司が超絶品でした~

と言うわけで、今度の水曜日から、
毎週水曜日にボランティア参加となります~
楽しみですね~