姉妹の絆 ー第二部ー 62
珍しく広がる朝霧の中を、
私とQ君は……
何も語らずに……
歩んでいたのよね?
学校に行くには、
まだ早すぎる時間帯なのに、
私達の足取りは……
いつもより……少し……
ぎこちない様子だったのよ?
並んで歩いているくせに、
お互いに……
昨日の事が恥ずかしくて……
何も言えない感じだったわけ?
その間、私は……
考え込んでいたのよ!
後30分以内に着くはずの
教室で……Q君に話す……
あやまる言葉を……
ない頭の中で……
探していたの!?
やがて……
朝霧もはれて……
現れ出した学校校舎の建物が、
何となく……陽炎のように……
思えて事を……
私は……覚えているわ?
とても……
不思議な気分だったの?
誰もいない早朝のクラス内は、
嘘のように……
静かだったのよ……?
私とQ君の席は……
クラスメイトの冷やかしから、
となり同士になっていたしね!
気まずい私にとっては……
その近さも……
奇妙なまでのプレシャーに
感じられるほどだったわ?
鞄をを置いて、
座り込んだ二人は……
何をこんな時……
話すべきなのか?
想い合っていた感じなのよね?
だから、
私が初めに……思い切って……
語り出していたのよ!
「ねえ……Q君……?
私の事……好きなんだよね?」
「ああ……当然だろう……?
疑っているのか? お前は……?」
「いえ……そうじゃなくてねえ!
私は……こう思う事があるのよ!
恋はしてると思うけど……
愛は……
まだ知らない気がするとね……?
わかる? Q君……?」
「えっ……?
どう言う意味だ? それは……?」
「つまりね!
私も、Q君の事が好きだけど……
本当に……愛してるのかなあ……?
と……思う事ない?……
って事よ?!」
「…………」
Q君の顔を……
恐る恐る見た私は……
彼が動揺している表情が
容易に感じとれたのよね?
多分……Q君も……
私からそんな言葉が出るとは……
想いもしなかったのだと思うのよ?
謝るはずの私の言葉は……
そんな変な形に
なってしまったわけね?
だから……
私もあわてて……
さらに強く言ってみたの?!
「ねえ、Q君……?
私を愛してると……
思った事……あるの……?」
「あっ……あるに……
決まってるじゃないか! バカ!」
「本当に……?」
「ああ、本当に……だよ!」
Q君は、
あきれたようなふりをして、
私の顔から目をそらしていたのよ?
それで……
私は確信したのよね!
Q君の心にも……
Gの言う……男心が……
潜んでいる……事実をね?!
まあ~、そんなわけで……
続きは、また次回にね?!
よろしく♡
なーんちゃて?!
ウフ~ン♡
ポコの日記でした!
(時々、誤字脱字があって、ごめんね!
お許しください! 広いお心で……?!)
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