姉妹の絆 ー第二部ー 9
Gの脅威は、
それだけでは収まらなかったが、
姉のLが、怖がらない事にも、
私は、不思議さを覚えていたのよね?
次々に、当たるGの予言が、
あたかも、うれしくてたまらないような
素振りをみせる……Lだったからよ?
「あのね、姉さん?
何が、そんなにうれしいわけ?」
「ウフフフ……? 何で?」
「だから、ストーカーみたいな
怖い男だったら、どうするのよ?
私達だって、年頃の女の子なのよ?」
「だから、Gさんが、私達を襲うと
でもいうの? Pちゃんは?
南の果ての街にいるのに……彼が?
できるはずなんてないじゃないの?」
「ならね、姉さんね!
何で、こうも、Gの言う事が当たるわけよ?
その理由が、姉さんには、わかるとでも言うの?」
私は半分、怒るみたいに、姉へこの質問を
たたき付けてみたのだけど……
姉のLは、クスクスと笑うばかりだったのよ?
「何がおかしいのよ、姉さん?
私をバカにしているわけ? こっちは、
真剣に聞いているのに……?!」
「ごめん、ごめん! Pちゃん!
あなたに伝えておく事があるのよ。
聞いてくれるかしら?」
「えっ? なっ、何よ? それ?」
笑いを必死に止めるように、右手を
口元で押さえながら、姉のLはささやいたの!
「Gさんはね!
あなたの事も気に入ってるみたいなのよ?
知ってた? ウフフフ……?」
「はあ~? 私の事まで、手紙に書いたの?
姉さんは? 何でよ?」
驚いた私は、思わず反論していたわ!
それまでは、私の存在など、Gには知られて
いないと……私は信じていたからよ!
姉が笑いつつも、口を開いていた。
「だって、あなたにしか彼の事は、
相談できないし、Gさんに……
わざわざ隠す事でもないでしょう?」
「…………」
確かに、言えてる……とは、私も愚かにも
思っていたけど、納得はしなかったの!
別に、
それが嫌だとは感じなかってけれど……
私までが、好かれる事は、
予想していなかったからよ?!
「Pちゃんは、同士だって……!
Gさんと私にとっては……
『大切な仲間になっている』……って……
彼は、手紙に書いていたわよ!
わかる? あなたに、この意味が……?」
「えっ……? 意味なんて……あるわけ?」
「もちろんよ、Pちゃん!
あなたも選ばれた、『私達の仲間』と言う事よ!」
「ええっ……選ばれた……仲間?」
「そう、愛の進化を加速させる仲間なのよ!」
天使のように笑う姉の表情は……
幸福そうに……
私には見えていたのよね?
その時だけは……?!
わけがわからない私とは、別の次元で……
すべては……
もう、すでに進んでいたのよ!?
私が望む、望まずとは……
まったく……違う世界でね?
と言う所で……
続きは、また明日にしましょうね!
皆さんも、行ってみる?!
私とともに……?
新しい愛の創造の世界に……?
なーんちゃてね?!
ウフ♡
ポコの日記でした!
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