姉妹の絆 ー第二部ー 4
「あのね、姉さん!
これは、どう考えても……
恋の告白でしょう? わからないの?」
「やっぱ……そうかなあ?」
はにかむLは、妙に、かわいかったわ?
少し、その鈍感さが、ムカつくぐらいにね!
「常識じゃないの、姉さん!
私に自慢したいわけなの?」
「ち、違うわよ、Pちゃん!
これが、冗談なのかどうか?
私には……わからなかったから……?」
「はあ~、あのね、姉さん?
年頃の女の子の言う台詞じゃないわよ、
それって……?」
「か……なあ?」
「当たり前よ! それは多分、
マジだと思うわよ、私も……?!」
「…………」
途端に、姉は震え始めていたの。
まるで……予想もしなかった事態に
遭遇して……なす術もないような……
不安な表情と、うれしくてたまらない
みたいな……複雑な苦笑をしていたのよ?
「だっ、大丈夫? 姉さん?」
「大丈夫よ、私は……。大丈夫!」
そう言いながらも……
そのまま、突然、
失神してしまう姉だったのよ!
倒れた事自体は、さして問題では
なかったの。
私はすぐに、自分の部屋にある
ベットに姉のLを寝かせてあげたし、
姉自身も……ものの数分で……
自分を取り戻していたのだから……ね?!
むしろ、心配だったのは……
あの青いレポートレターの内容の方だった
のよね?
一体、何が書かれているのか?
私には、すごく興味がある事になって
しまったのよ。
この姉の失神事件……以来ね?!
けれど、姉は気を失っても、
両手で青いレポートを握りしめており、
盗み見る事も、かなわなかったのよね?
だから、私はストレートに、
姉に聞いてみる事にしたわけよ!
こんな風にね!
「ねえ、姉さん?
何が書いているのよ、
その青いレポート用紙に……?
教えてくれない?」
「…………」
姉は、頭を右手でささえつつも、
私の真剣な表情に驚いているようだったわ。
「ラブレターにしては、度が過ぎてない?
その青いレポート用紙は……さあ?」
「…………」
「話してみてよ、姉さん!
私も力になるから……? だめ?」
「…………」
姉は私から目をそらすと、両手で握りしめた
青いレポートを胸に……足元の床を見ながら……
私のベットの脇に、座り込んでいたの。
私は辛抱強く、待ってみたのよ。
がさつな私にしては……
もはや、ないだろう……と、
感じるぐらいの忍耐強さで、
姉の言葉を待ったのよ!
待つ事、数十分……?
ついに、姉が口を開いたのよ!
「わかったわ、Pちゃん!
私が語るなら、いいと思う。
これを読ませるわけにはいかないけれど、
私の口で、要約して話す分には……
彼も怒らない……と思うから……?」
うなずくように、私も頭を動かしていたわ。
こうして……
私と姉の見えない絆が……ためされる
不思議な世界への扉が……開いていったのよ!?
では、続きは、また明日ね!
皆、見てよね?!
なーんちゃて?!
ウフ♡
ポコの日記でした!
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皆さん!?