見えざるひとよ 2007-12-18 19:39:08 | 呟く、魂たち。 大晦日は僕にとっては特別な一日だ。12年前に亡くなった実母の命日だから。当時、在京中であった僕に父は電話口で今年いっぱい持たないだろうと洩らした。その言葉通り、その年の大晦日に遂に母は逝ってしまった。そんな実父も既に死して早、3年。僕を特別に擁護してくれた母と僕を特別に叱責してくれた父はもうこの世に存してはいない。両親に対する悔恨の情は恒に周期的にこの僕に訪れるが、いまはただ敬虔にあのふたりの先 . . . 本文を読む