沖縄と言えば、私の大好きな土地。

その沖縄の那覇では、毎年文化の日(11月3日)に“首里文化祭”なるものが開催されています。
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「沖縄タイムス」
色鮮やかな琉球王朝の伝統衣装を身にまとった人々の行列を見たら、一瞬タイムスリップしてしまいそうですね。
琉球王朝の伝統衣装の色彩は原色を多用し、独特な雰囲気。
なかでも「紅型(びんがた)衣装」は、王族や貴族のみが身につけることが出来た高貴な染物です。
「紅型」という漢字を見ると、
紅色の衣装のことかな・・・?
という気がしますが、こちら、別に赤っぽい紅色の衣装のことを指す訳ではないのです。

この紅型の紅は、赤色を指すのではなく色の総称を指し、型は文様の形を指します。
だから、読み方も「べにがた」ではなくて「びんがた」なのかもしれませんね。
紅型の中でも紅型の代表的な色は、ズバリ黄色。
中国では高貴な色にあたる事から、琉球王朝時代の中国との密接な関係も伺えます。
詳細な文献がない今でも、中国の歴史博物館には琉球の紅型が確かに存在しているそうです。
沖縄は、日本でありながらも東南アジアの匂いがすごーーーくします。
タイと似た部分も多い感じがするから、沖縄にいると心地よいのかな~、なんて思ったり。

人々が日々の暮らしを楽しんでいる雰囲気が伝わってくるのです。
ゆったりと、ゆったりと・・・・・・・・・・。
ちなみにこの首里文化祭の行列参加者は一般公募もするそうで、県外からの参加者もいるそうです。
いつか色鮮やかな琉球衣装を身にまとって、この行列に参加できたらいいな~、なんて。
