翡翠庵閑話

野鳥が好きな、閑人の独り言と日常の見聞録。少し遅れてUPする場合が多いですが、内容と日付は、合うようにしています。

雨の公園散歩 (神宮東公園)

2024年04月24日 | 自然(公園含む)

 朝から雨空の日でしたが、運動不足解消を兼ねて公園へ散歩に行きました。こんな日だからとカメラは持たずに行きましたが、色々気になるものが目につきスマホで撮ってきました。

(レイアウトはPCで行っています。スマホで見ると写真は全部縦一列に並び、説明が後になりますが悪しからず。)

 北園の芝生広場は今は雑草とクローバーが茂っています。その中にカルガモがいました。普段こんな所まで出張してこないのですが、どうやら草の実などを食べているようです。

 写真を撮っていると後ろが騒がしいので振り向くと、スズメが数羽集まってきていました。餌でも貰えると思ったようですが、ごめんね何も無いよ。この公園の鳥たちは、パン屑などをあげる人がいるので人間に慣れているようです。

 タイワンフウの新しい葉も大きくなって水滴を付けていました。実は相変わらず地面に残っています。

 池の端に来るとなんだか怪しげな藻が繁茂しています。カルガモが草地に出張している理由は、この状態では泳ぎにくいからではないかと思いました。

 芝生広場の反対側に来ました。カルガモとの距離は先ほどより縮まりました。ムクドリもいる様です。

 芝生広場が白っぽく見えるのは、クローバーの花と草の実と雨露のせいかと思います。

 南園の小山のそばに来ました。ここでも鳥が草地に群れていました。ムクドリの様です。

 我が町内の老人クラブの面々が、ほぼ毎朝グランドゴルフの練習をする広場も、今日は水たまりが出来ていました。

 雨の公園散歩を終えて我家へ帰りました。ベランダから見下ろすと、ハナミズキの花が濡れていました。この花はそろそろ終わりのようで、花の数が少なくなっていました。


ツツジ満開

2024年04月21日 | 自然(公園含む)

 川べり散歩の帰り道、我家に近い所にある市道のツツジが、ほぼ満開状態でした。今年はサクラが遅かったのですが、それに続くツツジは、咲き出したと思ったらすぐに満開と云う感じでした。

 ↑ 東の方から ↓ 西の方から

 赤・白・ピンクが程よく混ざり見栄えのする植栽だと思います。


第79回 春の院展 (松坂屋美術館)

2024年04月17日 | 美術(その他展覧会含む)

 毎年恒例の「春の院展」を、松坂屋美術館へ見に行って来ました。

 今回も写真OKでしたので、自分の記憶に残しておきたい作品を、スマホで撮らせていただきました。(傾き、額のカット等の修正をスマホの機能でしております。照明の写り込み等は無理なのでそのままです。説明は、作品名・作者・私の印象 の順です。)

(1)

(1)夜桜 松村公嗣  かがり火の夜桜はちょっと幽玄な感じがします。

(2)

(2)鶴舞う 下田義寛  太陽と丹頂が画かれていますので、日本を象徴するポスターにそのまま使えそうです。

(3)

(3)運河 田淵俊夫  ヨーロッパの街の中を流れる運河の様です。

(4) (5)

(4)彩日和 手塚雄二 鳥の名前は分かりませんが、木の実が色づいていますし葉も紅葉しているようなので秋口に見られる鳥だと思います。

(5)想 河本真理 カルガモ親子が可愛く画かれていました。茂みの中に朝顔が咲いていますので、初夏でしょうか。

(6) (7)

(6)Antinomie 玉井伸弥 カラスとサギ科の鳥の様ですが、図鑑では分かりませんでした。題名は、反対向きというような意味だと思います。

(7)黄金色 中神敬子 ニワトリの親子のようです。手前は中ヒナ?でしょうか。最近熱田神宮境内でこんな真っ黒なニワトリがいます。

(8)  (9)

(8)ガフの部屋 大矢亮  スズメが沢山(20羽以上)画かれています。イタリアか何処かヨーロッパの古民家?の雰囲気です。

(9)射る 岸本浩希  初め何が画いてあるか分かりませんでしたが、よく見るとカワセミが水中で魚を捕った瞬間です。カワセミはよく画かれますが、水中でしかも餌を採った瞬間を画かれた作品は初めてです。写真ではよく題材になりますが。

(10) (11)

(10)Jasper 齋藤晴香 帰宅してからJasperの意味を調べてみましたが、碧玉という色が混ざった宝石のことのようで、この鳥(インコと思われます)にその宝石のような印象を感じた事から付けた題名ではないかと思います。 

(11)垣にはふ 手塚華 ちょっと凝った垣根にぴったり這うように延びたツタのような植物のようです。最近似たようなシーンを新堀川で見ました。川筋のコンクリート堤で、こんな風雅な景色ではありませんでしたが。

(12) 

(12)霜降の頃 川地ふじ子 日本画の題材としては面白いと思いました。

(13) (14)

(13)寒禽図 井上厚 古木か岩棚の上でオオタカと思われる猛禽が獲物を捕らえて食べている所で、下にはむしった羽が落ちています。オオタカが今まさに餌を食べようとしているシーンを画いたものは初めて見ました。(14)は上の方のアップです。

 今回も鳥を題材にしたものが多く出品されており、何となく探鳥に行った気分で帰ってきました。


朝ドラに出ました! 鶴舞公園の噴水と公会堂

2024年04月13日 | 音楽・映画(演劇含む)

 4月になって新しい朝ドラが始まりました。ほんとはシリアスな内容だけれども、ちょっとコミカルに描いている感じのドラマで、楽しめる内容だと思います。

 数回過ぎたところで、こんな画面が出てきてビックリ!我が幼少の頃の遊び場、鶴舞公園の噴水と市公会堂ではないか! 所用の帰り、バスを途中下車して再確認して来ました。

 TVの画面では、公会堂の高さが噴水よりも高かった様です。もう少しさがって大きな脚立を使って撮ったかなと思います。また、右の森の奥には裁判所がはめ込まれていたと思います。普通に撮るとこんな風に大学病院の建物が大きく入ります。今、はやりの写真加工で修正して裁判所をはめ込んだのだと思います。(裁判所のシーンは、今は市政資料館になっている旧裁判所の建物でロケがされています。)

 由緒ある建造物ですから、噴水と公会堂を別々に載せておきます。

 噴水が出来た年は明治43年(1910年、第10回関西府県連合共進会の会場)、公会堂が出来た年は昭和5年(1930年)です。両方とも、景観重要建造物になっています。(市のHPより)

 私の出た小学校は公園の東南にあり、北門(今はありません)を出ると公園でした。写生の時は2時間経ったら帰ってこいよ!と云われても半分は遊びの時間でした。また、公会堂4階のホールは私の運命を左右する舞台でもありました。就職試験の会場であり、アマチュア無線の試験会場でした。

 でも、いつもは静かで広い公園が、何か騒々しいのです。お花見のシーズンでありますが、雰囲気が何だか昔と違っています。

 噴水の西側、中央線の駅方向(メイン・ゲート)はキッチンカーが一杯、怪しげな煙も上がっています。普通に入ってきた人は、通れないので左右へ迂回しますが・・・

 迂回、すなわちお店の裏側を見せつけられます。ここを通らないと桜の所へは行けませんので、なんかぁ?!少々気分を削がれるのでは? まだ残っているはずの桜は見ずに帰ってきました。


おいしい たのしい なつかしい 展 他 (古川美術館、分館)

2024年04月11日 | 美術(その他展覧会含む)

 同館の所蔵品から、タイトルに相応しい作品を選んだ展覧会に行って来ました。今まで見た覚えがある作品がほとんどです。分かりやすいタイトルで分類してあるので、再会が楽しめた展覧会でした。

 分館では、「Sceneryー景色とつながる4つのメソッド」と題して、かってここの主であった為三郎氏へのオマージュともなるそれぞれの表現で、景色、Sceneryをつむぎだしていました。(パンフの表現を借用)私にはちょっと難しい作品が多かったです。


我家からの花見

2024年04月09日 | 自然(公園含む)

 我家のある団地にも桜の木が幾つかあります。今日は我家からの花見と思いましたが、雨!

 北側の階段踊り場から下を見る。雨がかなり降っているので水たまりが出来、花筏が出来ていました。

 あっ、上階のTさん出勤だ!ご苦労様です。花びらを踏んでの出勤もちょっと粋ですよ。

 南側ベランダから。よく見ると根元には花びらが散っています。

 翌日は晴れました。早朝なので、水平に近い陽の光を浴びて、花は若干赤みがかって見えますます。

 午後は晴れましたが雲が多いです。


満開の桜 (新堀川)

2024年04月07日 | 自然(公園含む)

 名古屋の桜も満開の報がでました。今年は、開花が3/28、満開は4/7でした。昨年は開花3/7、満開3/27ですからかなり遅くなりました。なお、平均(例年?)は開花3/24、満開4/2だそうで、これよりも遅くなり、最近の気候変動のせいだと云われていました。

 満開の桜は近所で見るのが一番と心得ていますので、我家近くの新堀川へ行ってみました。ちょっと散歩してくるという感じで行きましたので、カメラは無し、すべてスマホ写真です。

 夜桜はどうかなと思って夜の散歩で撮ってみましたが、目で見たより明るく、空もかなり青くなり、あまり夜桜らしくありませんので1枚だけ。照明は街灯だけです。


雨上がりの公園(桜と新緑、神宮東公園界隈)

2024年04月04日 | 自然(公園含む)

 雨上がりの公園はどうなっているか、気になって行ってみました。

 ここは公園に接する通りですが、桜並木がきれいです。ほぼ満開と言って良いでしょう。右下に少し見えるコンクリートの塀はファインセラミックスセンター(JFCC)の外壁です。通りを挟んでバス停があり、1時間に1本、区内循環の市バスが走っています。私は、金山へ行くとき、白鳥庭園へ行くときにお世話になります。

 車が走っていない時を狙って撮りましたが、信号があることから判るようにかなりの交通量があります。そのせいか、桜並木は年々弱っているような気がします。

 公園の中へ入りカルガモ池へ来ました。少々様子が変です。水が満々と湛えられていて岸辺から1m位張り出しています。前夜かなりの雨が降ったせいだと思います。

 カルガモは2羽だけ。ペアのようです。左が♂、右が♀の様です。

 東の岸辺の落羽松の気根も水の中から生えているようです。

 先日黄色いスイセンに囲まれていた酔芙蓉、スイセンは終わって切り株からの芽がしっかり出ていました。

 カルガモ池の北側にある、メタセコイアも葉が沢山出ています。

 陽当たりが良いところにあった桜は、花びら少なくなり葉が出てきています。


桜開花状況 (我家の近く)

2024年04月02日 | 自然(公園含む)

 今年の桜の開花宣言は早いのではという大方の予想を裏切り、名古屋では3月28日でした。暖冬のせいで、冬眠打破が狂ったようです。充分に冬眠出来ず寝起きが悪かったと言うことのようです。開花宣言が出て数日たつので、近場の開花状況を見に行ってみました・

 ↑ 新堀田橋上流側の並木は、うっすらと色づいている様ですが、まだ満開にはほど遠そうです。

 

 ↑ 牛巻橋下流側の並木も同じ様な感じです。

 近づいて見ればそれなりに花は付いているのですが・・・

 ↓ 先ほど上流から見た並木。下流側から見ても変わりません。

 団地の中の木の方が花は沢山付いているようですが、まだまだの感は拭えません。

 まだ満開にはほど遠く、花見は今週末 6、7日頃が良さそうです。

 少々落胆しながら戻って来ました。我家の近くにある、ちょっと白っぽい花のオオシマザクラは、早くから咲いており満開の時季は過ぎたようです。


新・山本二三展 (松坂屋美術館)

2024年04月01日 | 美術(その他展覧会含む)

 多分、アニメ映画のファンならば良くご存じの方だと思います。私は、題名を聞けばTVで見たことがある映画かな?というレベルです。でも、パンフを見ると、原画をぜひ見てみたいという衝動にかられて行って来ました。

 初めの解説で、五島列島に生まれて、大垣で高校時代を過ごしたという事が紹介してあり、身近でこんな人が育ったんだと思いました。建築の勉強をしたことが、遠近の表現に生かされているのかなと思いました。しかし、2023年8月に70歳でお亡くなりになっているのが残念です。

 サイズは思ったより小さくて、A4かA3位でした。しかし細部まで細かく、まるで写真のようにきれいに画かれた絵(イラストと云うべきか)でした。映画になった時のことを考えてここまで表現できるのはすごいことだと思います。近年アニメ映画の製作法もデジタル化しているらしいのですが、背景はやっぱりこうした細部まで表現された原画が要るのだろうと思いますが、どうなっていくのでしょうか?

 帰りのバス停で待っているとき前を見ると、大通りの常緑樹の木々が鬱蒼と茂っているのに気づきました。今見て来た背景画には及びませんが、都会の中にも幽玄を一瞬感じさせてくれるときがあります。森の中の舟形の金属製のものは、市が戦災復興事業を終えた記念のモニュメントです。