少し前の文で、新堀川の野鳥たちが今までより上流に来ていることを書きました。その理由は下流で浚渫工事をしているので、濁った水が満潮になると上がってくるせいではないかと推測していました。本日はその「現場」を確認しに行ってきました。
川に沿って河口まで行ける道は熱田区(右岸)側でなく左岸にあるので、左岸に渡り瑞穂区、南区と下って行きました。内田橋近くに上の看板がありました。南区側にこの看板は?と思いましたが、区の境界は新堀川左岸になっているので、新堀川は熱田土木事務所の担当のようです。
現在は河口に架かる内田橋から下流あたりで工事中でした。矢印は後で行く「宮の渡し」公園を示しています。
工事のやり方は、上と下の写真を見ると一目瞭然です。枠は今の工事範囲と推測ですが巻き上げた泥が拡散しないような仕掛けもしてあるのではと思います。それでも水中で舞い上がった泥は多少は上潮に乗って鳥の一番いた辺りへも多少は来るのでは?と思われます。クレーンの後ろに少し見える船は「監視船」という旗を掲げていました。
浚渫工事の現場を見たあと「宮の渡し」公園へ行ってみました。
石柱には「七里の渡し」と書いてあります。今は公園になっています。灯篭ももちろん後年建てられたもので、昔のものではありません。ここから左手奥の方が、東海道五十三次 宮の宿 になり、今は住宅地になっています。
浚渫工事の監視船の近くで、オオバンとユリカモメがのんびり泳いでいました。
帰り道、区役所近くを通ったので、熱田区の鳥、ハクチョウを撮ってきました。熱田区は白鳥伝説の街です。