穏やかな秋の日の
無いまま 寒さに突入
心身共に 準備が追いつかず
慌てています
もう 冬ですか・・
気が付けば 瓦山の街路樹の
唐楓も 赤や黄色に
色を変えて
台原四丁目北公園の
胡桃は 実を落とし
小菊が咲き始め
空は 高く高く澄んで
晩秋の候の真っ只中
蔵王からは雪の便りが・・
のっぺらぼうの季節感と
言われている昨今
リズムは変化しようとも
やっぱり日本は 四季の国
初冬は初冬の冷えが
本格的な冬に向かう
心と身体に
緊張感を与えてくれる
微調整しながら
準備万端
整えましょう
🟢自流異名・五月
鯉幟月・こいのぼりづき
おんなきょうだい
二代続いて
縁の無い 鯉幟
昔は武家にのみ
許されたものとか
男の子〈おのこ〉誕生
どこか
勝ち色〈褐色〉・かちいろが
垣間見える
幟は 戦国時代までは
敵味方を識別する〈旗指物〉として
活用され その後 男子のいる
武家では 端午の節句飾りとして
屋外に立てられた
江戸時代に入ると
庶民も 幟旗にあやかり
立身出世や滝登り等の
願いを込めて
鯉幟🎏を立てる風が
広まった
🟢我流俳句
侘び啼けや
しでのたをさよ
政宗忌
しでのたをさ は
ホトトギスの異名
しでのたをさ→賤〈しず〉の田男
→死出の山を越えて来る鳥→
冥土の鳥・あの世の使者・・・
死期を悟った政宗公は
青葉山の経ヶ峰へ
ホトトギスの鳴き声を聴きたくて
弱った身体を運んだが
願いは叶わず
聴くことができないまま
江戸屋敷に向かい
そこで臨終を迎えた