goo blog サービス終了のお知らせ 

河内のオッサンのダンジョンズ&ドラゴンズ 5th Tips

ダンジョンズ&ドラゴンズ第五版(D&D 5e/D&D 5th/#DnDj)についての情報ブログ

ダンジョンズ&ドラゴンズ5版でキャラクター作成の巻

2015-11-24 22:40:52 | 日記
さあ、ということで今回はD&D、ダンジョンズ&ドラゴンズ 第五版(5th/5e)のキャラクター作成についてです。

なんか普通に作るのはプレイヤー用ベーシック・ルールで示されてますので、ちょっと違ったやり方で作ってみましょうか。

1.キャラクターのコンセプトを決めましょう。
 別にファンタジーだからといって、真面目で正当派なキャラクターばかりを作らなきゃいけない訳じゃあありません。
 ちょっと遊び心を加えていきましょう。

 例えば、ウォーロックで、将来的に斧を振り回すような、フィーンドと契約をする、世界の全てを灼き尽くすことを夢見る少女とかいってみましょうか。
 ベーシックルールやプレイヤーズ・ハンドブックではまず種族ありきみたいな読み方もできそうですけど、遊びたいキャラクターのイメージが作れるのであれば、クラスからでも背景からでも持たせたい装備からでも、使いたい呪文からでも、キャラクターを組み立てて良いんですよ。
2.じゃあおもむろに6面体のダイスを4個、6回振ります。
 えいっ!
 1,4,5,6、一番低い目を除外して、4+5+6=15
 1,3,4,5、同様に3+4+5=12
 3,3,5,6=14
 1,3,4,6=13
 1,2,3,6=11
 3,3,3,4=10
 結果は15,14,13,12,11,10と、なんと綺麗に10から15まで出揃いました(本当に振ってます)。
 これを使っていきますね。
 まず、どの能力を重視していくか、です。
 今回の少女のケースでは、ウォーロックですから、まず一番目に重視するのは【魅力】ですからここに14を。
 次に重視するのは、将来的に大斧を振り回すための能力ですかね、【筋力】に15を。
 防御にも力を入れたいですから、次は【敏捷力】に13を入れましょう。
 そうなると、【耐久力】も欲しいですから、そこに12を。
 あとは適当に【知力】に11、【判断力】に10を割り当てます。

3.能力を割り当てたら次は種族ですね。
 まあこの少女の屈折具合を考えると、ティーフリングが妥当なような気がしますし、種族を選んで伸びる能力が【魅力】【知力】ですから、ウォーロックにも向いてる方でしょう。
 最適な能力値を求めるのであれば、この場合ハーフエルフ(【魅力】と2つの指定能力が上昇)かドラゴンボーン(【筋力】【魅力】が上昇)かヒューマン・バリアント(2つの能力値が上昇)あたりが適しているような感じですけど、キャラクターイメージ優先で作っていきます。
 さてティーフリングですが、別に地獄の血筋によるちょっとした魔法能力は必要ないかなと思いますので、ソード・コースト・アドベンチャラーズ・ガイドのティーフリング・バリアントを使って、コウモリのような翼を生やしましょう。これで飛行速度30フィートを得ます。
 その他の種族的な特徴を書き写しましょう。

4.クラスの決定
 クラスはコンセプトの段階で決まってますので、フィーンドと契約するウォーロックです。
 1レベルだと後援者を決めて、初級呪文という無限に使える呪文を2つ決めて、2つの1レベル呪文を選びます。ちなみに呪文スロットという、呪文の使用回数は小休憩までに1回こっきり^^;;
 ウォーロックは呪文を補助的な物と考えて、使い所を慎重に見極めないといけないクラスですから、初級呪文や物理攻撃を有効に使えるように考えていかないとダメですよ。
 能力値を考えると、2レベル目くらいにファイターを1レベル噛ませて、中装鎧と軍用武器に習熟する手もあるかもしれません。
 おまけとして、怒濤のアクション(次に小休憩を完了させるまでに1度だけ1ラウンドに取れるアクションを1回増やすことができる能力)と戦闘スタイルの両手武器戦闘(武器のダメージダイスを振った時に、その出目に1か2があるなら、そのダイスを振り直しできる能力)もありますから、なかなか強力になりますよ。


5.背景や背景設定の決定
 さて、種族とクラスと能力値が決まったなら、あとは背景設定を決めましょう。
 背景はそのキャラクターが冒険者になるまで過ごしてきた境遇を語るもので、今までのD&Dではそれをルール側で定めるようなことはされていなかったものです。
 (厳密には4版の後半に背景設定から得られる能力やパワーというものが用意され始めましたけど。)

 この少女の場合はどうでしょうか。
 どうせなら無料で内容が読めるベーシック・ルールの物から取ってきましょう。

 う~ん、じゃあ「民衆英雄」で。

 ってメッチャヒーローな背景ですね^^;
 それと当初のコンセプト「世界の全てを灼き尽くすことを夢見る少女」とをどう組み合わせていくかを考えるのも面白いものです。
 ダイスを振って人格的特徴などを決めていきます。

 属性は、後々変更するようなルールはありませんので、悪を選ぼうと思うなら、ダンジョンマスターと相談すべき事案となります。
 ですし、「真なる中立」辺りが妥当でしょうかね。


 さて、個別具体的な事を決めて説明して行くと時間も掛かりますので、全体的にまとまった結果がこれです。
https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/5b/bebd9eac5805acbfec48a5a31727531d.jpg

 パラメータ的には、ちょっと防御力が低すぎて、これで近接戦闘をするのはちょっと無理がありますね。
 ファイターを1入れて良い防具を買うまではエルドリッチ・ブラストで戦うキャラクターになりそうです。

 キャラクター面では、「世界の全てを灼き尽くすことを夢見る少女」というコンセプトを、周りとの兼ね合いを無視して振り回していくと困ったチャンになっちゃいますけど、背景の要素要素をロールして決まったものを統合して考えて行くと、世界の全てを灼き尽くすことを夢見るという世界への憎悪と、民衆英雄になってしまうくらい心の奥底では人が好きだという愛情の葛藤を楽しむキャラクターが期待できそうですね。他のPCとのコミュニケーションが楽しそうに思えます。
 最終的には憎悪を振り切って世界を愛するキャラクターになるのか、それとも世界の醜い側面にその憎悪を膨らませて、パーティーを離脱してキャンペーンのボスキャラクターのようになってしまうのか、それも仲間と遊びながらじっくり方向を決めていきたくなりますよ。

いかがでしたでしょうか?
D&Dの楽しさの入り口を少しでも皆さんと共有できたなら幸いですよ。

次回は時間が取れるようなら…クラスごとの強さコンテストでもやってみましょうかね。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿