先日板橋で落語会があったとき、軽く食事を・・・と思い、駅近くのラーメン屋を検索してみたところ、評価の高いお店が見つかった。
それが駅近くの「ブッチャー」というお店。名前からして、肉のイメージがする。場所は板橋駅から至近のところにあった。
お店のたたずまいはこんな感じ。にぎにぎしい感じが見えるが、入店するとさらにその感じは強くなった。なんともざわついた感じがする。
ただ、時間が早いせいか、お店は空いていて、ゆったりと食べることができた。そうそう、お店の写真でわかるように、のれんには環七背脂系とある。
えっ、環七背脂系ということは・・・あの伝説にもなった環七ラーメン系? そう「土佐っ子」の名前で行列ができる立ち食い店として有名だったお店。
経営権の問題等で閉店し、その味の復刻を目指して平山さんたちが立ち上げたお店が平太周、さらには韃靼ラーメン一秀と連なる系譜がある。
店内には「周麺」という文字が並ぶが、これってもしや平太周の周なのか? と思ったが、とりあえず高崎にある「周麺」というお店の系列店という。
ちなみに周麺の店主はかつて土佐っ子で修行していたという。お店は脂ぎったオッサンがやってるのかと思ったが、若い女性二人で切り盛りしていた。一人はアジア系の女性のようだが、応対も丁寧で嬉しい。
さて、基本のラーメンのブッチャー麺だが、690円と安い・・・なんとも嬉しい。
そして背脂は、なし~鬼まで選べるというので、かつての環七ラーメンファンとしてここは思い切り、鬼で行く。
ほどなくして出てきたのがトップ写真のこれ・・・こ・これは・・・見事な雪景色だ。というか、これを見てラーメンとは思えない(笑)
環七ラーメン系となると、天地返しをして味を混ぜるのがお約束。早速スープとともに麺をかきこむ・・・ズズッ、おお、これは懐かしい。
まさに土佐っ子の味だ。しかも半玉もついているし、メンマもかつてのそれを彷彿とさせてくれるもの。
何よりうれしかったのが、トロトロのチャーシュー、これにもしっかり味がしみこんでいる。ジャンクといえばジャンクだが・・・これが嬉しい。
ついでにいえば、麺にもスープがしっかり絡み、ジャンク好きにはたまらない味だ。ところが大量の背脂がこれをマイルドにしてくれる。
うわわ・・・これは大満足だ。一秀の平山さんが引退してから、しばらく環七ラーメン系を食していなかったが、これなら落語会のついでに行けるぞ。
よし、次回も行くことにしよう・・・ちなみに女性客が多い模様だが、コラーゲンたっぷりなのと、紙エプロンが用意されていることがウケているのかも。
これから板橋に出掛けることが多くなりそうだ・・・
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