ご存じ日本秘湯を守る会の宿巡り。今回も定宿のひとつ「貝掛温泉」に出掛けてきた。こちらの宿は、越後湯沢と苗場の間にあり、標高700mというので、ゴールデンウィーク明けでも山々には雪が残り、桜も残っていたりする。
この時期に行くのは、まさに新緑の季節だからで、以前もう雪はないだろうとたかをくくって4月に行き、びっくりしたことがある。
さて、今回も・・・ということであったが、土曜日は東京は朝から雨模様。三国峠は霧の中であったが、峠を越えてから雨もやみ、チェックインの頃はほぼ大丈夫になった。
となればで、まずは錦鯉に餌をやりながら、すばやく露天風呂に飛び込む。このお宿に来たらこのぬる湯に長く入るのがお約束ポイントだ。
この季節だから、寒くも暑くもなく、ゆっくり入れるのが嬉しい。いつもはカラスの行水の小生だが、ここばかりは別だ。
湯の温度は36~37度という、まさに人肌。この温泉にずっと入っていると、肌に泡が付いてくる。この泡が付くまで入っているのがポイントだ。
目にいいという温泉は透明で滑らか。目の湯治にいらしている方も多い。ちなみにぬる湯だけではさすがに・・・で、加温している露天風呂と内風呂もある。
一度入ってから、昼寝・・・そして夕食前に再度のんびりと・・・ですっかりリラックスしたところで夕食とあいなった。
そしていつもなら夕食後にもう一度お風呂に・・・となるが、この日はもはやダメで、8時台には爆睡してしまった。
当然、それなりの時間には翌朝目覚めて、朝風呂に・・・前日とは男女が入れ替えになっているので、名物の露天風呂は女性ゾーンになっている。
朝の男性用は露天風呂が狭くなるのが残念だが、それでも爽快感は十分味わえる。
この日は抜けるような青空で、抜群に気持ちいい。朝もゆっくり入り、部屋に戻って窓を開けて風を感じながらちょいと二度寝してしまった。
この気分の良さがまさにこちらの温泉のだいご味である。何度もゆっくり入って飽きない・・・素晴らしい。
もちろん目にいいということで、目を洗うのもいいし、飲むこともできる。源泉は豊富で、もちろんかけ流しだ。
何度きてもこちらの温泉のすばらしさを堪能し、また来たいと思う・・・そんな宿だ。さらに続いての魅力ポイントは別稿にて。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます