家でやろう

運転席や助手席のサンバイザーの裏についている鏡の名前が、バニティミラーということにある種の感動を覚えたのは、小生が自動車を買えるようになった頃のことだ。

　バニティ＝虚栄心＝お化粧という、そのままのネーミングは、車内でお化粧している女性の姿とかぶって、なんともなんともだった。
　だが、そんなのは今となっては全然どうでもなく、今や電車の中でお化粧をしている人が普通になってしまっている。


　女性にとっては、すっぴんというのはなかなか恥ずかしいらしいし、男でも「人前に出るなら化粧くらいちゃんとしろ」という向きも多い。
　小生は、どちらかというとお化粧っけのない方が好きなので、こういうシーンを見ているとかわいいお嬢さんを見ていても気持ちが盛り下がる。

　そんな前置きはともかく、地下鉄のポスターをご覧いただこう。「家でやろう」というコメントはいいんだが・・・わざわざ英語のコメントまでつける必要あるのか？
　まさか、ルー○柴の影響とか・・・（←あるかよ）

　ハッ、もしかして、車内のお化粧は今や国際的なブームになっていて、日本人だけではなく、外国人でも普通になってしまったとか（苦笑）
　むむむ、ということは、次のシリーズでは韓国語や中国語でも併記されるようになって・・・なんてことに（汗）

　ちなみにこのシリーズでは、席でお菓子などを食べながら、ヘッドホンステレオを聞き、二人分のスペースを占拠しているシーンに対し、「家でやろう」というポスターもあった。
　オヤジの言い方だが、大きく足を開いたり、かばんを置いて二人分のスペースを主張する若者の多いこと。この手のものは若い人に多いと思うのは小生だけだろうか。

　しかし、時間帯の問題もあるのかも知れないが、電車の床に座って食べ物を食べているジベタリアンの女子高生とかは最近見なくなった。
　もっとも駅とかではまだ普通に見かけるのだが・・・こちらの方も「家でやろう」ってポスターが出るかも・・・って、家でジベタリアンって・・・ビミョー（笑）

　どうせやるなら、ジベタリアンでなく、ベジタリアンに・・・お勧めだよ～って（←真面目なコメント）