さて、昨日は新宿にある厚生年金会館での落語会に出かけてきた。題して「若手花形特選落語会」という。なんとも大仰なネーミングだが、それもそのはず、人気の噺家6名が一堂に会すという豪華なイベントだ。
このチケットはかなりの激戦だったようで、職場の上司は抽選に漏れたという。幸い小生は取れたのだが、巨大なホールの二階であった。
さて、一番手は柳家三三である。よく稽古を重ねたことが伺える「やかん」であった。いわゆる落語の正統派的な語りだが、昨夏に聴いた禽太夫ともども、小三治の弟子は保守本流という感じがいい。
そしていきなり小朝が登場。「越路吹雪物語」で場内を完全に引き込む。この新作、いわゆる地噺の類だが、平成16年4月に聴いたときより熟成されていた。
そして仲主任がいっ平、「悋気の独楽」だったんだが・・・うーむ、マクラの振り方は父三平をかなり意識したものだという感じだったが、なにしろ噺そのものが・・・(汗)
そこへ行くと、仲入り後の白鳥は抜群におもしろかった。新作の「マキシムド呑兵衛」という、青菜などの落語の定番パターンのストーリーだ。
これが、なにしろ面白い。芸としてはきれいなタイプではないが、場内が一番笑ったのではないか・・・
さらにトリ前のたい平の「紙屑屋」はよかった。以前、中野で「明烏」を聴いたときも思ったが、芸が明るい上に、踊りや唄などの基本もしっかりしていていい。
形もきれいだし、これからますます期待していいだろう。少なくとも師匠のこん平とはかなり違うぞ。
さて、主任は昇太だ。新作の「ストレスの海」を演じたが、マクラが長く、しかも以前聴いたマクラと一緒だったんで、新鮮味に欠けたところが残念。
正直なところ、巨大なホールがゆえに、客層もマチマチ。小生の後ろのオヤジたちはぺちゃくちゃしゃべる上に、内容がほとんどど素人という。かなりうっとうしかった。
その意味では、池袋演芸場のごとき寄席の佇まいの方が、やはり落語にはなじむのかなあと思う機会ではあった。
今年も落語は通いたいなあ・・・今度は、クリステルと・・・あっ、いやセリーヌと、いやいやルイーザと・・・って、毎度おなじみの展開でお後がよろしいようで。
このチケットはかなりの激戦だったようで、職場の上司は抽選に漏れたという。幸い小生は取れたのだが、巨大なホールの二階であった。
さて、一番手は柳家三三である。よく稽古を重ねたことが伺える「やかん」であった。いわゆる落語の正統派的な語りだが、昨夏に聴いた禽太夫ともども、小三治の弟子は保守本流という感じがいい。
そしていきなり小朝が登場。「越路吹雪物語」で場内を完全に引き込む。この新作、いわゆる地噺の類だが、平成16年4月に聴いたときより熟成されていた。
そして仲主任がいっ平、「悋気の独楽」だったんだが・・・うーむ、マクラの振り方は父三平をかなり意識したものだという感じだったが、なにしろ噺そのものが・・・(汗)
そこへ行くと、仲入り後の白鳥は抜群におもしろかった。新作の「マキシムド呑兵衛」という、青菜などの落語の定番パターンのストーリーだ。
これが、なにしろ面白い。芸としてはきれいなタイプではないが、場内が一番笑ったのではないか・・・
さらにトリ前のたい平の「紙屑屋」はよかった。以前、中野で「明烏」を聴いたときも思ったが、芸が明るい上に、踊りや唄などの基本もしっかりしていていい。
形もきれいだし、これからますます期待していいだろう。少なくとも師匠のこん平とはかなり違うぞ。
さて、主任は昇太だ。新作の「ストレスの海」を演じたが、マクラが長く、しかも以前聴いたマクラと一緒だったんで、新鮮味に欠けたところが残念。
正直なところ、巨大なホールがゆえに、客層もマチマチ。小生の後ろのオヤジたちはぺちゃくちゃしゃべる上に、内容がほとんどど素人という。かなりうっとうしかった。
その意味では、池袋演芸場のごとき寄席の佇まいの方が、やはり落語にはなじむのかなあと思う機会ではあった。
今年も落語は通いたいなあ・・・今度は、クリステルと・・・あっ、いやセリーヌと、いやいやルイーザと・・・って、毎度おなじみの展開でお後がよろしいようで。
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