フィギュア世界選手権を振り返る

真央連覇ならず！というより、まさか表彰台を逃がすなんて・・・という結果になったフィギュア世界選手権であったが、冷静に結果を振り返ってみたい。
金妍児がＶ・安藤３位、浅田はメダル逃す…世界フィギュア(読売新聞) - goo ニュース

　まずはＩＳＵの公式結果はこちらのとおりである。フリーで安藤が健闘したことはよくわかる。しかし、それにしてもロシェットを逆転できなかったが、皆さんは、テレビを見てどう感じたか。
　久しぶりにこれぞ安藤という演技を見せてくれたのに対し、得点は伸び悩んだように感じてしまった。浅田のフリーもえっ、こんなもんなの？というくらい低く感じてしまったのは、身びいきか？

　なんとなく・・・不合理を感じてしまうのは小生だけだろうか。しかしロシェットって、カナダにとってはカレン・マグヌセン以来の星かも（←ちよっとマニア過ぎ）
　なんてことをくどくど書いてもしかたがない。結果が変わることはないし、来年の五輪で三枠を勝ち取ったこともまぎれもない事実だ。

　冷静にいえば、アメリカもカナダも三枠取れなかったわけで、三枠取ったのは日本だけということになる。男子と揃って三枠取ったことは歴史的快挙ということになる。

　前回のトリノの前の年には、安藤と荒川が撃沈した中で村主が踏みとどまって、三枠確保したことが思い出される。まだ、安藤たちが出る前からずっと三枠取れていること、その中での村主の貢献にもっと光を当ててほしいものだ。
　ともあれ、すでに五輪シーズンに向けてこれでリセットだ。

　そういえば、戦前韓国メディアが真央バッシングの騒ぎを起こしていて、ＳＰの後にサンダルが投げ込まれるという事件があったようだが、マナー以前の問題である。
　侮辱行為！？真央の演技後にサンダル投げ込まれる(スポーツニッポン) - goo ニュース

　ＷＢＣのときもレベルの低い批判記事を展開していたようだが、くだんのキム・ヨナ妨害事件のビデオの検証がＹｏｕ　Ｔｕｂｅに出ていた。想像以上にひどいものだ。

　日本では日韓友好などと言っているが、かの国が儒教国家である以上、絶対に対等という関係を認めないことを理解しておく必要がある。
　念のため言っておくが小生は嫌韓ではない。ただ、韓国を理解するために必要な前提を書いているのであって、別に日本が韓国より上だと言っているつもりもない。

　そうは言っても、逆の立場で日本人がサンダルを投げたり、他国の優勝にイチャモンはつけたりなんてことはしないだろうと容易に想像できる。
　まあ忘れよう、とにかく五輪まで一年。キム・ヨナと真央を中心に世界は動くだろうし、地元ロシェットや、コストナー、米国勢のレベルアップも楽しみだ。

　そうそう、今回の大会で新星ともいうべき存在だったロシアのレオノワには将来の伸びしろを感じた。
　何しろ元気がいい。ジャンプを決めたときの笑顔は、武田奈也タイプで、会場を間違いなく味方にひき込むタイプだ。ちょっと気に入ったぞ（苦笑）

　日本だって、三人に誰が入るか・・・真央だって絶対とは言い切れないだろう。小生ひいきの中野にとっては悲願の五輪となるはずだ。
　気が早いが、もう次の戦いは始まっている・・・そう、頑張れ中野、村主、そして舞ちゃん・・・って、あれれ（苦笑）