三鷹のホールでの落語会はこだわりのいい噺家が出てくるし、入れ物もちょうどいいのでよく出かける。先日も菊之丞独演会に出かけてきた。
まずは開口一番、市馬の弟子の市助が出てきた。何をやるかと思えば「道具屋」だった。個人的には、こういう前座噺が好きである。
だが・・・前回聞いたときと比べ、あまり変化はなかったかな・・・と。まあ、入門したての前座だ。これからの精進を待ちたい。
次いで出てきたのが、二ツ目の正太郎。初めて聞くが、春風亭正朝の弟子という。正朝は小朝の兄弟弟子であるが、どんなもんだ。
と・・・やり始めたのが「寄合酒」。これまた、最近聞いたことがなく、いい噺であるが、なんか懐かしくなった。噺の方は、まあもう一息という感じ。
若手の二ツ目だけに、これから伸びてほしいものだ。声もいいし・・・というところで、菊之丞の一席目に入る。
芸人のマクラが入ると・・・おっ、幇間の噺だぞ・・・おお、「鰻の幇間」だ。季節的にはバッチリだが、チャラい幇間の雰囲気に菊之丞のフラがピッタリくる。
最近では、志ん輔のそれを聞いているが、それとはまた違った良さを感じたぞ。菊之丞、さすがにいい感じである。というところで中入り。
後半に入っては、ヒザに入ったのが粋曲の小菊。聞くと紫朝の弟子という。うーん、かつて寄席通いしているときは、色物で紫朝を聞くのがお約束だったが・・・
と始めたのが、寄席交響曲「への八番」(苦笑)。うわっ、このネタ・・・紫朝以来だよ。何十年ぶりだろ。なんか今日は、ずいぶん寄席っぽいなあ・・・
そして、トリで出てきた菊之丞。始めたのが「井戸の茶碗」だ。この噺はなんともすがすがしい、とにかく悪人が一人も出てこないのだ。
というより、登場人物が見事な善人ばかりなのだが、幇間のネタと違い、武士の佇まいもしっかり演じて聞かせてくれる菊之丞。さすが・・・である。
いい気分にさせてもらい、気が付けばきっちりサゲにいたった。この会場では一年前に、唐茄子屋政談をやってくれたが、聞けば今回が二回目という。
三鷹での菊之丞の会、もっと増やしてほしいと思ったのは小生だけだろうか・・・
まずは開口一番、市馬の弟子の市助が出てきた。何をやるかと思えば「道具屋」だった。個人的には、こういう前座噺が好きである。
だが・・・前回聞いたときと比べ、あまり変化はなかったかな・・・と。まあ、入門したての前座だ。これからの精進を待ちたい。
次いで出てきたのが、二ツ目の正太郎。初めて聞くが、春風亭正朝の弟子という。正朝は小朝の兄弟弟子であるが、どんなもんだ。
と・・・やり始めたのが「寄合酒」。これまた、最近聞いたことがなく、いい噺であるが、なんか懐かしくなった。噺の方は、まあもう一息という感じ。
若手の二ツ目だけに、これから伸びてほしいものだ。声もいいし・・・というところで、菊之丞の一席目に入る。
芸人のマクラが入ると・・・おっ、幇間の噺だぞ・・・おお、「鰻の幇間」だ。季節的にはバッチリだが、チャラい幇間の雰囲気に菊之丞のフラがピッタリくる。
最近では、志ん輔のそれを聞いているが、それとはまた違った良さを感じたぞ。菊之丞、さすがにいい感じである。というところで中入り。
後半に入っては、ヒザに入ったのが粋曲の小菊。聞くと紫朝の弟子という。うーん、かつて寄席通いしているときは、色物で紫朝を聞くのがお約束だったが・・・
と始めたのが、寄席交響曲「への八番」(苦笑)。うわっ、このネタ・・・紫朝以来だよ。何十年ぶりだろ。なんか今日は、ずいぶん寄席っぽいなあ・・・
そして、トリで出てきた菊之丞。始めたのが「井戸の茶碗」だ。この噺はなんともすがすがしい、とにかく悪人が一人も出てこないのだ。
というより、登場人物が見事な善人ばかりなのだが、幇間のネタと違い、武士の佇まいもしっかり演じて聞かせてくれる菊之丞。さすが・・・である。
いい気分にさせてもらい、気が付けばきっちりサゲにいたった。この会場では一年前に、唐茄子屋政談をやってくれたが、聞けば今回が二回目という。
三鷹での菊之丞の会、もっと増やしてほしいと思ったのは小生だけだろうか・・・
菊之丞もいいですよ。
自分勝手ですが