少し前に、携帯電話契約の本人確認で、マイナンバーカードを義務化という話題を取り上げた。実施はまだ少し先になりそうだが、帰らざる道になりそうだ。
そんな中、とある方からこんな情報が寄せられた。「学校現場では、これから移動教室や部活動の遠征などが多くなる。そこでマイナ保険証を持っていくのも・・・でどうしたらいい? 」ということが悩みのタネになっているというのだ。
むむ・・・確かに・・・で、その人にお聞きすると・・・
厚労省から文科省経由で提示された通知(これは、ネットでも確認されている、念のため)によれば・・・(右下参照)
「必ずしも児童・生徒本人がマイナンバーカードを持参するのが容易でない場合において、保険証廃止後はどのように対応すればよいか」との問いに対し・・・
「マイナンバーカードにより資格確認をすることが基本」とし、「なりすましが起こることは想定され難いことから、マイナポータルに表示される被保険者資格情報のPDFファイルをあらかじめダウンロード・・・」と。
おいおい、持参できないという問いに対し、持参しろってか(汗)
さらに、PDFファイルをあらかじめダウンロードって? あれっ、PDFでチップは読めるのかい・・・ってか、携帯電話の時は偽の運転免許証で詐欺が多発しているからとして、マイナカードにしているのに、こちらでは紙でいいのかって。
そもそも医療機関ではマイナ保険証の確認に専用の読み取り機を義務化されている。この紙を持って行って対応してくれるのだろうか。
情報を寄せてくれた方は医師会にも知人がいるので、かかる通知を確認しているのか聞いたそうだ。すると・・・そんなの聞いてないよって。
つまり、この紙では本人確認できないとして10割負担になる可能性が高くなりそうだ。
はっ、待てよ・・・マイナカードスタート時は、大事な個人情報だからカードを持ち歩いてはいけないと言われていた。
それに沿えば、PDFをダウンロードして医療機関に持っていくのをデフォルトにできないか。嫌がられるだろうなあ(汗)
いずれにしろ、こんな落とし穴みたいな話、まだまだ出てきそうな・・・
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