裁判アラカルト二発！

実は、小生過去裁判所には何度も足を運んでいるし、被告になったこともある。といっても、小生が何か悪いことしたわけではなく、仕事の関係である。

　よって、実際の裁判所がどんな感じで、どんなやりとりが行われるかについてはある程度わかるが、少なくとも釈由美子が決めゼリフでポーズをとるようなことはない(笑)
　そんな裁判をめぐる面白い話題が続いていたのでご紹介しよう。まずは、無免許・酒気帯び・信号無視の被告に求刑を上回る判決がくだされたというものだ。

　自宅で飲酒後、無免許で乗用車を運転し、信号無視をしたとして道交法違反罪に問われた会社役員の男に対し、裁判官が「常習的な犯行で悪質」として、求刑を上回る懲役１年、執行猶予５年を言い渡していたという。
　うーむ、なんとなくわからんではないが、検察はビックリしたろうなあ・・・だが、これを踏まえると、ちょっとビビリかねないのが次の判決だ。

　山梨県大月市のスナックで女性客に「デブ」と暴言をはいたとして侮辱罪に問われた同市議○○被告（５５）の上告審で、最高裁第二小法廷は被告の上告を棄却する決定をした。
　決定は１１日付で、一、二審判決の拘留２９日が確定する、執行猶予はつかないとか。

　一、二審判決によると、市議は、スナック店内で、初対面の女性を公然と侮辱した。女性の夫が注意したが、市議は「デブにデブと言って何が悪い」と開き直ったという。
　うわっ、こりゃあひどい！女性の敵どころか、こんなのが市議会議員って・・・さらにトホホなのが、これを最高裁まで上告していたことだ。なんだこいつ！

　こういう人間としてマナー以前の輩には、前述の裁判よろしく求刑以上の量刑にしたらどうか(汗)。しかし、あせるだろうな、求刑が拘留２９日のところ、判決でいきなり「死刑」とか言われたりしたら(←おいおい)
　被告も裁判官に、なぜですかと当然聞く。すると裁判官がおもむろに「オレはフェミニストで、そういう奴が嫌いだから」とか言ったりして(汗)

　まあ、考えれば遠山の金さんとか、暴れん坊将軍とかは、だいたいいつもそんな裁きをしているようにも思うのだが・・・(苦笑)
　この際、裁判所ももっとシャレのきくところになってもらうのもいいかも・・・あっ、いかん、気付いたら小生も裁かれかねない・・・やっぱ民主的に(笑)