「美郷館」を出るとき、ロビーにあったチラシに目が留まった。ここから帰路の途中にある中之条ガーデンというところで、「花桃の丘」という期間限定のイベントをやっているという。
スタッフさんにお聞きすると、今年は花が遅れていて、今まさにまっさかりという。であれば、これは立ち寄るしかないだろう・・・ということで・・・
中之条ガーデンはこれまできたことがなく、どんなところだろうと・・・到着したところ、開園の2分前だが、開園待ちの行列ができていた。
期待しながら入園すると・・・ガーデンは広い庭園のような施設で、限定のイベントはそこに隣接した「花桃の丘」に特別に入れるものらしい。
入り口からかなり先の方に、それらしき丘が見える。そちらに向かい、多くの人が進んでいく。途中、町民花壇なるゾーンを通る。
一般の方が各自で花を飾っている様子。その中にトップ写真のゾーンがあった。水を張り、遠景の花桃の丘を写して映える写真を撮ることができる。
遠景でも極めてきれいだが、丘に到着するとその美しさは素晴らしいのひとことだ。桜の淡いピンクに対し、花桃の濃いピンクが鮮やかに見える。
さらにレンギョウの黄色がこのピンクに映えてめちゃくちゃキレイだ。そのとき、ハッと気付いた。今年、青空の下で花見をしたのって初めてだと。
桜の季節は曇りが多いのだが、今年は特に・・・で、東京でもとうとう満開まで晴れの日に見たことがなかった。
その分を一気に取り戻した感じだった。丘の周りをゆっくり回る。飽きることもなく、楽しみながら周回した。
こちらの施設は初めてだが、トップ写真の鏡のようなゾーンは、花桃の丘シーズン以外はどうなんだろうか・・・とも。
いずれにしろ、単なる桜ではなく花見を楽しむいい機会になった。
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