アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

大岩風呂の大黒屋

2015-04-13 06:00:01 | 日本秘湯を守る会

このブログの読者には、毎度おなじみの日本秘湯を守る会、今回訪れたのは「甲子温泉 大黒屋」である。秘湯の宿の情報交換で、お勧めと聞いて予約した。


 場所は直前出かけた大丸温泉の北西に当たる。那須岳の北側の谷を降りたところって感じ。新白河から西郷村を阿武隈川の上流に向かってひたすら登っていく。
 以前は冬季休業していたというが、トンネルの開通で通年営業になったという。それに合わせて建物もリニューアルしたということでピカピカである。

 宿は阿武隈川沿いっていうか、地図上の阿武隈川の始点に宿が位置するという。こちらの宿の名物は混浴の大岩風呂だ。深さがあって、最深部は1.2mあるという。
 また、子宝石もあり、大丸あすなろ荘とか、長寿館同様に岩盤から自噴しているし、お風呂の壁の一部が神社のようになっている。


 混浴といっても、更衣室が丸見えなので、女性にはハードルが高い。さて、その温泉は透明で滑らか。お湯加減もちょうどよく、長く入っていられる。
 この大岩風呂に行くには、宿から115段の階段を降りて行く。最後は阿武隈川を渡って入る。この隣に、普段は女性専用の桜の湯もあるが、時間帯で男性も入れる。


 さらに内風呂の恵比寿の湯が二か所あり、時間帯で男女が入れ替わる。いずれも露天風呂が付いている。時間帯を工夫すると、すべてのお風呂に入れるということで、頑張った(汗)
 まず、大岩風呂に入り、内風呂へ。その後一休みしてから、再び内風呂へ。夕食後、大岩風呂の隣の桜の湯に入り、さらに夕方と違う内風呂へ。


 翌朝、再び大岩風呂と内風呂に入り、朝食後最後に大岩風呂に。なんとなんと・・・一泊で通算8回入浴(爆)
今回は、新白河からの送迎でお願いしたが、季節がよければ自分の車でも行きやすいところだ。敷地はゆったりしていて、白河のお殿様が作った離れを移築してあったりする。


 また、大岩風呂の先にある滝からの水量もすごいが、温泉自体も毎分600lというからすごく、新甲子温泉にもこちらから供給しているという。
 宿の歴史は古く、600年くらい前からあったということだ。4月だと周辺の雪も残っているが、秋の紅葉シーズンがトップシーズンだという。


 この宿はリピーターも多いというが、間違いなく小生もリピーターになってしまいそうだ。例によって温泉以外の部分は別稿にて。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 練馬のVin Serenoでイタリア... | トップ | 大黒屋の魅力は温泉だけでな... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日本秘湯を守る会」カテゴリの最新記事