オヤジ世代のノスタルジーネタ、今日取り上げるのはかつてブルースの女王と呼ばれた青江三奈だ。
小生からみると、それなりに年上で、今生きていれば78歳くらいか・・・ウィキによれば、デビュー当時は年齢詐称していた由。
もし、このままごまかし続けていれば、死亡時は55歳ということだった(汗) といっても実年齢でも59歳という早すぎる死ではあった。
肝心の楽曲は今でいえば演歌というジャンルだろうが、ブルースという冠がついていた。当時は芸能人でもここまでしっかりした茶髪は少なかったので、派手というか色っぽい印象があった。
彼女の歌では圧倒的に有名なのが、「伊勢佐木町ブルース」だが、小生にとっては「国際線待合室」が一番印象に残っている。
オープニングで空港のアナウンスが流れる。まずこれがいい・・・そして途中の歌詞はまいどおなじみパターンだが、ラストにかけて「涙の空港、待合室」というところでなんともいえない余韻が残る。
レコードのジャケットは同じような衣装が並んでいるが・・・(苦笑)
もうひとつお気に入りだったのが、「池袋の夜」だった。田舎に住んでいたガキにとって、池袋がどんなところかもわからなかったが、寅さんが始まった年の曲として、都会を意識するものにはなった。
長崎ブルースもいいなあ・・と思っていて、今回気まぐれにアレクサに「青江三奈の歌かけて」と言ったら、延々と始まった。
そして初めて彼女が「タブー」とか「この胸のときめきを」なんてのも歌っていたことを知った。
1990年代には「ベイブリッジブルース」なんてのも歌っていたが、さすがにもはや過去の人の印象になっていた・・・
2000年に亡くなったが、まさに20世紀の終わりとともに、彼女が生涯を閉じたのは象徴的だったのかもしれない。
逆にいえば、平成12年まで生きていたと聞くと、今となっては「えっ、昭和に亡くなってたんでは」という印象すらあるのでは・・・と。
とはいえ、オヤジ世代には間違いなく記憶に残る歌手の一人であった。
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