格安SIMと言われるMVNOは、大手キャリアから回線を借りている。例えていえば、高速道路のうちの、一車線を借りているイメージだ。
大手キャリアは、どの車線も自由に行き来できるが、MVNOは一車線しか走れないから、いきおい渋滞もひどくなるわけで、平日の昼間などはけっこうツライことになる。
そんなMVNO各社の実効速度をテストした記事が目に留まった。この記事によれば、MVNO各社はいずれもツラく、キャリア系のUQがいい・・・という。
まあUQモバイルが速いことは有名だが、こうした記事に乗せられて「ではUQにしよう」・・・なんて考えると困るケースもある。
というのはau系のSIMが使える端末は決して多くないからだ。SIMフリーを謳っている端末であってもauは非対応というのが少なくない。
DocomoやSoftbankのSIMはSIMフリーならまず使用できるので気軽にやれるが、UQやPOVO2.0は注意が必要だ。
さて、そんな記事を読んだことで、ふとSIMの実効速度を調べてみようと、ある日の15:30頃にチェックしてみた。
まず日本通信のプラン290だ。Xiami mi 11 lite5Gに入れているがダウンロード7.46Mbpsとなかなか厳しい結果だ。
端末は5G対応だが、SIMが非対応だからしかたないところである。続いてLINEMOを入れたJelly2だが、ダウンロード30.00Mbpsとまずまずの実績を出している。
そして、楽天モバイルだ。Rakuten Handの実績は・・・ダウンロード35.7Mbpsと悪くない速度である。
ダントツだったのは、LINEMOのiPhone12 miniだ。端末が5G対応しているので当然だが、ダウンロード99.7Mbpsはさすがに速い。
もちろん、Xiami mi 11 lite5GにLINEMOを入れてもかなりの速度が出るはずだが・・・というように、端末の性能や時間帯、そして基地局の状況などで、どこが一番速いかなんて簡単には決められない。
ただ、小生の環境ではLINEMOが一番コスパと速度がいい感じかなと・・・
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