仙仁温泉「岩の湯」のもてなし

仙仁温泉「岩の湯」は日本一予約の取りにくいお宿とも言われている。一年前予約というだけでなく、平日でもほぼ毎日満室に近い稼働率という。

　

　秘湯(厳密には元秘湯だが)のお宿としては高額だが、それでもなおこの人気というのは、温泉とともにもてなしが素晴らしいからである。

　以前、お宿に来ていたお客様が言っていた。「一泊すると、銀座レカンに行くくらいの値段だけど、こっちは温泉がついているので、こっちの方がいい」と。

　

　それを聞いてむべなるかなと・・・館内は、どこを切り取っても映えるような仕立てになっているし、くつろぐスペースも随所にある。

　洞窟風呂の前の休憩スペースには冷やしたトマトやフルーツが盛られていたり、ハンモックや子供の遊具もある。

　

　それに加えて、料理も基本は和食だが、石焼きステーキなど和洋折衷で質も量も洗練されていて、ほどよく満腹になる。

　また前回から間もないということで、刺身もカルパッチョ仕立てで提供されたりした。同じ料理の写真は、左がOPPO Reno7 A、右がMOTO edge40だ。

　

　レンズの明るさが活きて、edgeの方が明るい写真になっている。もちろんOPPOもいいのだが・・・

　また、お部屋の方も清潔な上に、随所にセンサーライトなどもあって快適だし、ソファーもゆったりしている。

　

　不満・・・といってもしいてだが、携帯の電波が部屋によっては届きにくいことや、お部屋でWi-Fiが使えないことくらいか。

　もっとも、共有スペースでは設置されているし、お宿の思いとしては、こちらに来たら「何もしない」を楽しんでほしいということなんだろうと。

　

　もちろん、スタッフさんたちの対応もキメ細かく、料理なども個別のリクエストや好き嫌いなどにも対応するなどかゆいところに手が届く。

　帰りには、車が見えなくなるまで手を振ってくれる。そうした対応のひとつひとつは、初めてきたときから変わっていない。

 

　いつものようにいつものサービス・・・こうした一連の流れに安心し、また来ようという気になってしまう。

　すでに来年の予約も入れていて、次回も・・・と。

 

　いろいろな意味でこちらに来れる間は続けたいと・・・