ご存じ日本秘湯を守る会のお宿巡り、今回は新規開拓で、群馬県にある「かど半旅館」に訪問した。
場所は以前話題になった八ッ場ダムに近いところ、草津に向かう国道から秘湯らしい道を少し進むと目指すお宿はすぐに見つかった。
事前に口コミ等はチェックしていたので、想定はしていたが、それ以上にレトロ感あふれるお宿であった。
お宿自体はこじんまりした家族経営のもの、その点やレトロ感あふれる設備はある種秘湯らしい秘湯というべきか、直前行った「岩の湯」とは対極にある。
さて、チェックインのときにお聞きしたのが、こちらのお宿は日本三大美人の湯ということ。なるほど、温泉の効能は抜群なのだな・・・と。
早速混浴の大湯に入る。夜と朝に女性専用タイムが設定されていて、内湯と露天風呂の構成になっている。
先客が一名内湯に入っていたので、まずは露天風呂に・・・それがこちらの左下写真。入ると「貝掛温泉」と同じようなぬるいものだ。
温泉は美人の湯を謳うだけあって、透明でトロッとした滑らかなもの。ぬるいため、いくらでも入っていられるのが嬉しいところ。
だが、そこはそれ、温泉なのでジワジワとくる感じがいい。そして内風呂に展開しようと思ったところ、先客はなんと女性であった。
後ろを向いていたのでわからなかったのだ・・・慌てて外に出たのは小生であった(苦笑)
ところが、更衣室にその女性も出て来てどうぞ内風呂におはいりくださいと・・・それではと失礼して内風呂の写真を撮らせていただいた(右写真)。
さて、お風呂は男女別に各一か所あるが、露天はなく、サイズも小さいので、滞在中は一度だけ入り、後は大湯に入った。
夕食後も女性専用タイムの前に向かったところ、さきほど入っていた女性がまた・・・今度は露天で一緒に入り、話してしまった。少なくとも小生よりかなり若いが、ずいぶん大胆な方である。よくこちらのお宿にいらしているようだ。
夜は夜とて温泉効果で爆睡し、翌朝も女性専用タイムになる前に入ったところ(トップ写真)、またまたくだんの女性が・・・って、さすがにいなかったが(苦笑)
さて、温泉は抜群であるが、こちらのお宿、誰にもお勧めできるかと言われれば、ちょっととまどいが出てしまう。
そのあたりと、食事等については別稿にて・・・
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