大丸あすなろ荘へのアクセスは、白河インターから約90分というもの。位置的には南会津ゾーンに入る。
そこでいつも昼食と観光を考えてということになるのだが、昨年は道の駅しもごうというところで食べたが、今回はどうしようかと・・・
今回もナビを入れた目的地は大内宿。で、途中の東北道の渋滞などもあり、到着予定時刻は12:30頃。紅葉シーズンからは過ぎているが、混雑で食事待ちもありそう。
で、道の駅を通りすぎつつ、どこかよさげなお店があれば・・・と思っていたら、国道289号線沿いにそそられる看板が目に入った。
すかさず国道から脇道に入り、到着したのが今日紹介する「そば処 なかい」だ。そば好きな小生であるが、到着したところ・・・これは大丈夫かと勇気がいる状況だった。はっきり言って流行っていなそうな微妙なたたずまいだ。
しかも先客はなし・・・薄暗い店内の様子だし、と思いつつ勇気を振り絞り入店した。お店はご主人と奥様? の二人で切り盛りされていた。
するとお店の紹介などがあり、こちらは生産者指定の「会津のかおり」を使用した手打ちそばを提供している由。
メニューは少ないが、もり天そばをお願いした。待っている間にお客様が続々と入店してきて、ちょっと安心したし、食べログを見たら火事で以前の店舗が焼失したらしい。
なるほど・・・で、この店舗なのか・・・と。ちなみに営業時刻は11時~14時とハードルは高い。
ほどなくして出てきたのがトップ写真のこれ。そばは普通の量だが、天ぷらが多い。山菜・海老・エリンギなどに加え、大きなかき揚げが入っている。
天ぷらだけでもお腹にどっしり来る。そばを大盛りにしようかとも思ったが、しなくて正解であった。
またこちらのウリはつけ汁がデフォとえごまタレのものが出てくるところという。デフォのタレもよく出汁が出ているが、えごまの方は・・・
これが抜群にそばに合い、まことに美味しい。ちなみにそばに塩を掛けていただいたが、これまた絶品で、そばのおいしさがよくわかる。
いやはや、入店に勇気がいったが、これはいいお店を知ったぞ。これからこちらに来るときにはキマリだな・・・と思ったら、ほどなく冬季で休業になるという。
この周辺はそばのお店も多く、いいお店はたくさんありそうだが、少なくとも選択肢のひとつとして、三鷹市在住のFC東京サポにはお知らせしておきたい。
さてさて、お腹もいっぱいになったところで、目指す大内宿に向かおう。というところで次号に続く。
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