アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

ノラやで菊之丞と新年会

2014-01-13 05:27:11 | 落語


ノラやというと高円寺の高架下の小さな居酒屋だが、そこではときどき落語会が開かれ、そのまま打ち上げに展開するというパターンが多い。

 過去にも何度か紹介しているが、今回も菊之丞師匠の会ということで出かけた。今回の打ち上げはカラオケ新年会というふれこみだ。
 さて、いつものように狭い会場にギッシリ入っているお客さんを前に菊之丞の登場。一席目は「棒鱈」だった。


 菊之丞の棒鱈は以前も聞いた記憶があるが、訛りもクサくなく、展開もスムーズでよい。やはり菊之丞の型はきれいだ。
 で・・・ここで中入り。むむむ・・・軽めの噺ということは二席目は大きいのでくるかな・・・って。

 中入り後に始めたのは、おお・・・「芝浜」だ。これが以前も一度聞いたことがあるが、演出や型も以前と異なり、なかなかいい感じだ。
 どうかすると、芝浜は演者が力が入りすぎて過剰演出になることが多いが、菊之丞のそれはころあいもよく、粋の風が吹いてくる。

 やはり菊之丞、いいなあ・・・と思いながらこれから本番である。
 カラオケ新年会と称して宴席の開始だ。狭い店内にギッシリという感じで宴会のスタート。お店の女将さんが提供してくれた白酒やお客さんが差し入れしてくれた「開運」というお酒などをいただく。

 そして例によって菊之丞師匠が席を回りながらいろいろ話してくれる。これがまたなんとも贅沢な会になるゆえんだ。
 そうして盛り上がってきたところで、カラオケタイムのスタートだ。冒頭開口一番として師匠がまず歌う。

 曲は「雨の中の二人」・・・と言ってわかる人は少ないかも。橋幸夫の「僕が、小粒の真珠なら~」って、あの歌だ。
 声のいい菊之丞、さすがに上手い。だが、ここで誰かが歌わないと、勢いがつかないぞ・・・ということで、小生自ら歌わしていただいた。

 まだまだ若いものの、すでにメジャーな噺家さんになっている菊之丞師匠と話し、飲み歌える・・・こんな機会はやはり貴重である。
 今年の聞き初めは菊之丞。今年もまた落語三昧かなって・・・

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